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30日に行われたJリーグ第5節柏レイソル対ヴィッセル神戸。
今回は試合におけるマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハード・ワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、監督についての分析、評価をする。
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柏レイソルMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):伊藤純也
2ゴールを記録する圧巻のパフォーマンス。スピードを活かした縦への突破はもちろん、左サイドからカットインで幾度となく神戸ゴールを脅かした。守備の強度も申し分ない。日本代表に相当する選手であることを改めて証明した。
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柏レイソルTHW(ザ・ハード・ワーカー):柏レイソル攻撃陣
クリスティアーノ、江坂任、伊藤純也、キム・ボギョンの4選手は試合を通してハードワークを続けている。守備の局面でサボることなく、組織的な陣形を崩していない。カウンター時の前への推進力は彼らの献身的な姿勢の象徴である。
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柏レイソルMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):パク・ジョンス
効果的な縦パスを入れるシーンもあったが、安定感を欠くパフォーマンスに終始した。ビルドアップではボールコントロールに苦心し、得意の空中戦でも後ろに逸らす場面が散見した。
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ヴィッセル神戸MOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):田中順也
序盤から豊富な運動量で神戸の前線をリードした。コーナーキックから難しい角度のヘディングシュートを決め、一時同点となるゴールを生み出した。
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ヴィッセル神戸THW(ザ・ハード・ワーカー):三田啓貴
ポドルスキとのバランスに気を配りながら、機を見て前線に顔を出した。55分には巧みなコントロールからシュートを放ったが、ゴールを奪うことはできなかった。
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ヴィッセル神戸MDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):大槻周平
前線でボールを収めることができず、ゴール前での存在感は乏しかった。守備では一定の貢献を見せたがコントロールミスも目立ち、前線の起点になれないまま途中交代した。
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柏レイソル監督:下平隆宏
対策を練ってきたであろう、ハーフナー・マイク投入後のCKで失点を喫したポイントは、監督としてマイナス評価。しかし、ボールの奪いどころが明確で、戦術により選手の個性を引き出した。キム・ボギョンをサイドに起用した点も見事にハマっている。終盤の逃げ切り策も効果的で、采配はズバリ的中したと言えるだろう。
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ヴィッセル神戸監督:吉田孝行
試合を通してボール支配率では上回ったが、前線にクサビのパスがうまく収まることは少なく攻撃のバリエーションは乏しかった。ハーフナー・マイクを筆頭に相手に脅威を与える駒はベンチに揃っていただけに、先制を許す前にテコ入れを図っても良かったのではないか。終盤は焦りからか攻守のバランスが崩れ、警戒していたはずの伊東純也に2得点を許した。
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主審:今村義朗
この試合で史上26人目となるJ1通算主審担当数100試合を達成した。前半36分に起きた江坂へのタックルなど、数回微妙な判定があったが、無難に試合を裁いた。審判に注目が集まらない試合という点では評価に値するだろう。
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