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また1人スペインで脱税の疑い。シャビ・アロンソ氏に対して税務署が禁錮8年を要求

 元スペイン代表MFシャビ・アロンソ氏は、スペイン税務署から再び脱税の容疑をかけられており、禁錮8年の実刑を受ける可能性があるようだ。16日にスペイン『マルカ』が報じた。

 かつてリバプールやレアル・マドリードでプレーし、バイエルン・ミュンヘンでスパイクを脱いだシャビ・アロンソ。知性溢れるプレーで人々を魅了してきた同選手に対して、スペイン税務署が再び脱税の容疑をかけているようだ。

 具体的な内容は、2009年8月にカルザリ( Kardzali)という名の会社が肖像権による収入500万ユーロ(約6億5000万円)の取引を誤魔化したのではないかというものであるという。

 この事例は一旦は落ち着いたものの、マドリード裁判所がもう一度捜査することを要求したことで再び明るみに出たようだ。税務署は禁錮8年を要求しているようで、もし仮にこの判決が出た場合、シャビ・アロンソ氏は実刑を受けることになる(スペインでは2年以下の禁固刑は執行猶予となる)。

 近年、サッカー選手による脱税が明るみに出ていることもあり、この1件の行方にも大きな注目が集まる。