
スペイン2部CDテネリフェに所属するFWヘスス・デ・ミゲルが、試合中のコンタクトプレーによる負傷で11月3日に死去。衝突したアンドラ所属GKヘスス・オウォノへの罵声や誹謗中傷が現地で話題になっている。
悲劇が起きたのは、2日に行われたテネリフェ対FCアンドラの一戦。2-2で迎えた後半アディショナルタイムの90+6分、アンドラの守護神オウォノがロングボールに対応するため、ゴールを飛び出して前方へと駆け出した。ボールを追っていたデ・ミゲルと激しく衝突。オウォノは相手選手に足を高く上げて接触したとして、一発退場処分を受けた。
デ・ミゲルはピッチ上で心停止を起こし、スタッフによる蘇生措置を受けた。救急車内で一度は脈拍が回復し、病院へ搬送されたものの、容体は悪化。集中治療室で治療を受けていたが、翌朝8時に死亡が確認された。試合は再開されることなく、そのまま中止となっている。
スペイン紙『AS』によると、25歳のオウォノはデ・ミゲルと衝突後にピッチを去る際、スタンドの観客から「人殺しだ」などと、罵声を浴びた模様。アンドラの関係者に話として「本人は精神的ショックを受けている」と伝えているが、SNS上でも激しい誹謗中傷が相次ぎ、アカウントを閉鎖したという。
この件について、現地当局は過失致死の可能性も視野に捜査を開始。ただ、スペインでは試合中の偶発的な接触によって選手が死亡したケースで、刑事責任が問われた前例はないと報じられている。
なお、スペインサッカー連盟(RFEF)はデ・ミゲルの急逝を受けて、3日の公式戦をすべて中止。11月の国際Aマッチデーで開催予定だったU21日本代表対U21スペイン代表も中止となっている。
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