
元韓国代表MFチュ・セジョンは、2025年2月末に光州FCへ移籍。3月12日に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ラウンド16・2ndレグのヴィッセル神戸戦で途中出場したが、神戸戦前に光州FC移籍の理由を語っている。
現在34歳のチュ・セジョンは、2024シーズン限りで韓国1部・大田ハナシチズンを契約満了により退団。韓国紙『朝鮮日報』がJリーグ再挑戦の可能性や、国内外複数クラブからのオファーを報じるなか、2月末に光州FCへ加入。韓国メディア『mkスポーツ』で12日に掲載されたインタビュー記事によると、同選手は光州FC移籍を決断するまでの過程についてこう語ったという。
「プロサッカー選手は年俸で評価されるから、(移籍先を選ぶ上で)条件面は無視できない。光州より何倍も高い年俸を提示したクラブもあったし、海外からもオファーが届いていた。決断を下すまで時間はかかった」
「『今の自分に必要なものは何か』考えていた時、イ・ジョンヒョ監督からの直電があった。彼は韓国で認められている最高の指導者であり、彼の指導を受けることはカネでは買えない機会。(直電があった後は)悩まなかったね」
Jリーグ再挑戦を選択しなかった理由のひとつとして、イ・ジョンヒョ監督の存在を挙げたチュ・セジョン。2022シーズンに1部昇格を果たし、2023シーズンに1部リーグで3位に食い込んだほか、ACLEリーグステージで横浜F・マリノスと川崎フロンターレを下すなど、確かな手腕を発揮している韓国人指揮官に惚れ込んでいたようだ。
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