フォルトゥナ・デュッセルドルフ所属の日本代表MF田中碧は、今月5日のドイツ2部リーグ第2節・ザンクトパウリ戦でフル出場。ブンデスリーガ(ドイツ1部)やプレミアリーグ(イングランド1部)からの関心が報じられていることを踏まえて、現地メディアが同選手に皮肉を交えながら厳しい評価を与えている。
田中は移籍報道が飛び交う中、先月末のドイツ2部リーグ開幕戦でフル出場。ボール奪取をはじめ守備面で良いプレーを連発したにもかかわらず、ドイツ紙『ビルト』は同選手に「4」(6段階評価で「1」が最高点)と及第点以下の評価を与えていた。
すると『ビルト』はザンクトパウリ戦後の寸評でも、田中に「4」とチーム内ワーストタイの評価を与え、以下のように綴っている。
「なぜこれだけ優れた選手が、あのようなプレーをできるのだろうか?この日本人選手は、ドイツ2部よりも1つ上のリーグの方が良く見える典型的なタイプかもしれない。移籍の可能性はまだある。彼は変わりたいのだ」
田中にはMF遠藤航ら擁するVfBシュツットガルトやMF長谷部誠所属アイントラハト・フランクフルトからの関心が報じられている。くわえてウェストハム・ユナイテッド、フラム、レスター・シティ、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFC(WBA)も移籍先候補にあがっている。
今年4月9日のリーグ戦で右膝内側靭帯を断裂した田中。戦列復帰から1か月が経つ中、移籍市場が閉鎖する今月末までのさらなるパフォーマンス向上が求められる。
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