Jリーグ サガン鳥栖

鳥栖・福井太智のバイエルン移籍合意報道に反響「トップチームで見たい」

福井太智 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・サガン鳥栖所属のU19日本代表MF福井太智(18)は、来年1月バイエルン・ミュンヘン移籍が確実と報じられているが、SNSでは同選手に対する激励や称賛のコメントが数多く寄せられている。

 福井太智はサガン鳥栖U12在籍時から頭角を現すと、昨年3月に16歳7か月という若さでYBCルヴァンカップ・グループステージの鹿島アントラーズ戦でトップチームデビュー。今年3月にプロ契約を締結すると、今季はここまでルヴァンカップ・グループステージ3試合に出場している。

 また今年5月から6月にかけて、U19日本代表の一員として第48回モーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)に参戦。グループステージ3試合中2試合に出場したほか、今月10日から開催のAFC U20アジアカップウズベキスタン2023予選でもU19日本代表に追加招集されている。

 そんな福井太智については英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版が先月17日、福井太智は今月からバイエルンのトライアルトレーニングに参加していると報道。バイエルン幹部は同選手の獲得にむけてサガン鳥栖との交渉を開始したと伝えると、ドイツ紙『ビルト』が先月末に「まもなく公式発表される見通し」と報じていた。

 すると、日本国内の一部メディアが来年1月のバイエルン移籍でクラブ間合意に達したと報道。ツイッターでは「福井くん凄い!」、「決まったからには挑戦を応援する」、「トップチームで見たい」といったコメントが見られると同時に「バイエルン」がトレンド入りしている。

 なお福井太智はバイエルン加入後、ドイツ4部所属のバイエルンⅡ(バイエルンのセカンドチーム)に帯同するとみられる。また『ビルト』は同選手について「フクイはバイエルンⅡで、強いボールハンドリングと優れたパスで注目を集めた。かつて2010年から2012年、2014年から2019年までボルシア・ドルトムントでプレーした香川真司みたいだ」と評価。かつてボルシア・ドルトムントで活躍した元日本代表MF香川真司(33)と比較している。