セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は、自身の去就についてコメントを残したことでスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)でプレーしていた元サッカー選手から批判されていた。これに対して、多くのセルティックサポーターから同選手を擁護する声が上がっている。13日、英紙『デイリー・レコード』が伝えた。
古橋亨梧は今夏に明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍。7月31日に行われた今季のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)開幕節・ハーツ戦でデビューすると、8月8日開催の第2節・ダンディー・ユナイテッド戦でハットトリックを達成するなどゴールを量産。すでにアンジェ・ポステコグルー監督やセルティックのサポーターから信頼を得ている。
そんな古橋亨梧の去就を巡っては、今月に入ってプレミアリーグで決定力不足に陥るサウサンプトンからの関心が伝えられている。また、本人はプレミアリーグ移籍の噂について「多くの選手がスコットランドからプレミアリーグに移籍していますね。(アーセナルで)うまくやれている冨安健洋の姿を見ると、モチベーションが湧いてきます」
「良い結果を残すと(プレミアリーグ移籍への)道が開ける可能性はありますが、今はセルティックや日本代表で結果を残さないといけません。自分にできるだけのベストを尽くしてチームに貢献したいですね」とセルティックや日本代表でのプレーに集中する姿勢を見せていた。
これに対しては、かつてアバディーンをはじめスコットランド1部の複数クラブでプレーした過去をもつノエル・ウィーラン氏が「セルティックへの敬意を欠いている」とコメントを残すなど、移籍の噂に言及したこと自体に対する批判を展開している。
ただ、セルティックのサポーターで構成されるfacebookのグループページでは「(移籍の噂について)彼は正直に話しただけ」、「何も間違ったことを話したとは思っていない」、「そのような野心はどの選手にもある」と古橋亨梧を擁護するコメントが飛び交っているほか、ウィーラン氏を非難する声も上がっている。
セルティック加入からおよそ3カ月しか経っていないものの、すでに一目置かれる存在になっている古橋亨梧。今回の騒動により、現地での注目度はさらに高まっている。
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