ローマは現地時間8日、クラウディオ・ラニエリ氏を新指揮官に招へいしたことを公式発表している。
昨季からチームを率いてきたエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督を巡っては、今年1月にコッパ・イタリア準々決勝・フィオレンティーナ戦で1-7と惨敗を喫すると、先週末のセリエA第26節・ラツィオ戦でも3失点と完敗。
これにより、首脳陣は6日に行われるCLベスト16・ポルト戦で敗れた場合は監督交代に動く可能性が高いと伝えられていた。そしてそのポルト戦では延長戦の末1-3、2試合合計3-4で敗れたことによりベスト16での敗退が決定。
さらに試合後に出席が義務付けられている記者会見にディ・フランチェスコ監督が顔を出しておらず、そのまま解任されている。
そのディ・フランチェスコ監督の後任としてラニエリ氏は8日午後にローマ入り。クラブ首脳陣との会談を行うと、そのままサインを交わしている。
なおラニエリ氏はかつて日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティを率いて2015/16シーズンにプレミアリーグ優勝を飾っている。2009年以来となるローマ指揮官に復帰した同氏はシーズン終盤に向けてどのような采配を見せるのだろうか。
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