
海外サイト『MAD FOOTBALL』は4月17日、2025/26シーズンに優れた采配を見せた世界の指導者TOP12を発表した。クラブ、ナショナルチームを問わず選出されおり、なかでも注目したいのが、日本代表を率いる森保一監督の評価だ。
昨年10月の親善試合ではブラジル代表、今年3月にはイングランド代表を撃破。近年、FIFAランキング上位国を次々と下しており、その手腕に対する国際的な評価が気になるところである。ここでは、同メディアが選出したTOP12の指導者たちを紹介する。
※2026年4月20日時点の情報に基づく。
12位:ピエール・セージ
RCランス(フランス1部)
現在、フランス1部リーグで首位のパリ・サンジェルマンと勝ち点差1で2位につけるRCランス。その躍進を支えるピエール・セージ監督が12位となった。
昨オフの移籍市場では、MFニール・エルアイナウイ、MFアンディ・ディウフ、DFファクンド・メディナといった主力3選手が流出。戦力低下も懸念されたが、セージ監督はチームを見事に再構築し、優勝争いに食い込むまでに引き上げた。その手腕が評価され、今回のランクインにつながっている。
残り5試合。セージ監督率いるランスの戦いぶりから目が離せない。

11位:ウナイ・エメリ
アストン・ビラ(イングランド1部)
11位には、アストン・ビラを率いるウナイ・エメリ監督がランクインした。
2022/23シーズン、当時チームを指揮していたスティーブン・ジェラード監督が成績不振により解任。後任として就任したエメリ監督は、就任後に驚異的なペースで勝ち点を積み上げ、一時は降格圏に近い16位に低迷していたチームを最終的に7位へと導いた。
その後も、プレミアリーグで上位争いを続けており、安定した手腕が高く評価されている。今シーズンも4月20日時点で4位と好位置につけている。
10位:マイケル・キャリック
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)
10位には、マイケル・キャリック監督がランクインした。前任のルベン・アモリム監督が成績不振により退任。クラブは今年1月、シーズン終了までの暫定指揮官としてキャリック監督の就任を発表した。
就任後は、それまで3バックで不振に陥っていたチームを4バックへとシステム変更。これが奏功し、チームは息を吹き返す。第22節のマンチェスター・シティとのダービーを制すると、続くアーセナル戦にも勝利。1月の月間最優秀監督賞にも輝いた。
4月20日時点でもリーグ3位と好位置をキープ。キャリック監督率いるチームの戦いから、今後も目が離せない。
9位:アントニオ・コンテ
SSCナポリ(イタリア1部)
9位には、2024年6月からSSCナポリを率いるアントニオ・コンテ監督がランクイン。
就任初年度となった2024/25シーズン、前年10位に終わったチームをリーグ優勝へと導く手腕を発揮。低迷していたクラブを一気に再建した。マークが厳しくなる今シーズンは、首位のインテル・ミラノに勝ち点差をつけられ連覇は厳しい状況にあるものの、現在も3位と好位置をキープしている。
就任直後から安定して結果を残し続けている点が高く評価され、9位に選出された。

8位:森保一
日本代表
8位には、日本代表の森保一監督がランクインした。森保監督は2018年7月に日本代表監督に就任すると、通算成績71勝14分17敗を記録し、日本代表歴代監督の中でも最多勝・最高勝率を誇る指揮官である。
その評価を高めている要因の一つが、強豪国相手に結果を残している点だ。ブラジル代表やイングランド代表に加え、スペイン代表、ドイツ代表、ウルグアイ代表といった世界の強豪国を撃破してきた実績は、国際的にも高く評価されている。
なかでも、2022 FIFAワールドカップ(カタール大会)ではドイツ代表に2-1で勝利し、世界に大きな衝撃を与えた。さらに同年9月、ヴォルフスブルクで行われた親善試合でも4-1と快勝。再現性のある強さを示したことは大きなインパクトとなった。
来たる北中米W杯では、数々のサプライズを再び起こし、日本代表史上初のベスト8進出を果たせるか。森保監督の手腕に注目が集まる。
7位:ハンジ・フリック
FCバルセロナ(スペイン1部)
7位はハンジ・フリック監督がランクイン。
2024年5月にFCバルセロナの監督に就任。初年度となった2024/25シーズンは、リーグ優勝に加え、スーペルコパ・デ・エスパーニャ、コパ・デル・レイを制し、クラブ史上初となる国内3冠達成に大きく貢献した。
今シーズンはUEFAチャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリードに敗れベスト8に終わったものの、リーグ戦では残り7試合の時点で2位のレアル・マドリードに勝ち点9差をつけて首位を独走。連覇に向けて視界は良好だ。
6位:クリスティアン・キブ
インテル・ミラノ(イタリア1部)
6位には、ルーマニア国籍のクリスティアン・キブ監督がランクイン。
キブ監督は2025年2月にパルマの指揮官に途中就任し、チームのセリエA残留に貢献。同年6月には、現役時代を過ごしたインテルの監督として復帰を果たした。
今シーズンは開幕直後こそ連敗を喫したものの、その後すぐにチームを立て直すことに成功。第13節からは引き分け1試合を挟んで15連勝を記録するなど、圧倒的な強さで首位を独走している。
4月20日時点で33試合を消化したインテルは、2位のACミランに勝ち点12差をつけ、優勝に大きく前進。2シーズンぶりのリーグ制覇へ向けて、視界は良好だ。
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