
土田晃之
強豪になってから浦和を応援した”ビジサポ”
コンビ解散後にピン芸人となり、フジテレビ『タモリのボキャブラ天国』などで注目を集めた土田晃之。映像配信サービスLeminoの欧州サッカー情報番組『Lemino Football』ではメインMCを務めた。
浦和レッズのサポーターを公言しているが、それは浦和が強豪クラブとなった後のことで、それ以前のインタビューでは横浜フリューゲルスのサポーターだったと告白している。加えてジュビロ磐田とヴェルディ川崎が好きだったことも判明しており、マニアの間では「典型的なビジサポ(ビジネスサポーター)」とのレッテルが貼られている。
決定的だったのは、2016年6月5日のニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』での「仕事につながらなくなってきたからサッカーに興味失せた」という発言だ。また、2010年1月10日にエコパスタジアムで行われたMF名波浩の引退試合には、名波氏本人から「大口を叩いているなら、どれだけ難しいかやってみろ」と直接要請された経緯もあったという。ファンを装いつつ実践が伴っていないと見なされ、マニアからは毛嫌いされている。
明石家さんま
サッカー愛は本物でもリスペクトが足りない
奈良商業高校時代にサッカー部に所属した明石家さんまは、クラブW杯の前身「トヨタカップ」の時代からゲストコメンテーターを務めてきた、Jリーグ以前の”冬の時代”を知る数少ない芸能人の一人だ。Jリーグ創設以前には芸能人サッカーチーム「ザ・ミイラ」を結成し全国各地でエキシビジョンマッチを行うなど、サッカー普及に貢献してきた功労者でもある。
しかし現代のファンから不評な主な理由は「選手へのリスペクトのなさ」に尽きる。2011年、FWリオネル・メッシへのインタビューで「老後はどうするんですか?」と問いかけ、ネット上で大炎上。2012年ロンドン五輪の日本代表対フランス代表戦を現地観戦後には「フランスの方がいいサッカーしていた」「(日本代表は)おしんサッカー」とコメントし、批判を浴びた。選手名を間違えるケースも多く、「サッカーをアップデートできていない」との印象が定着している。
一方で、日本が史上初めてブラジルを破った2025年10月14日(東京スタジアム/3-2)の翌週、MBSラジオ『ヤングタウン土曜日』では「ブラジルも日本もベストメンバーじゃなかった。フレンドリーマッチとして捉えてんねん」と冷静に分析するなど、サッカー熱自体は本物である側面も見せている。
小柳ルミ子
「年間2,000試合」発言が招いた信頼失墜
1971年発売のデビュー曲「わたしの城下町」が大ヒットした大御所歌手・小柳ルミ子は、約20年前の52歳時にリオネル・メッシの存在をきっかけにサッカー観戦に目覚め、テレビ出演が増えた。
批判の的となっているのが「年間2,000試合以上見ている」という発言だ。365日で割ると1日約5.5試合を要する計算で、現実的に不可能と疑問視されている。「睡眠時間3時間で見ている」と本人は譲らないが、73歳という年齢もあって”眉唾もの”という評価が一般的だ。
さらに2018年ロシアW杯のアルゼンチン対クロアチア(0-3)では、自身のブログでGKウィリー・カバジェロのミスを一方的に罵倒しながら、無得点に終わったメッシだけを擁護し、クロアチアの健闘も称えないという内容が総スカン状態に。感情任せの極端な発言が「本物のファンとは思えない」という強い拒否反応を招いている。
以上の6人はいずれもサッカー番組に深く関わってきた芸能人だが、”自称ファン”の偏った言動がW杯の楽しみを損なう存在となりかねない。制作側が視聴率を意識することは当然だが、サッカーファンの目線に立ったキャスティングもまた求められている。
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