
東京ヴェルディ、ガンバ大阪在籍歴のあるベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)所属MF山本理仁は、2026年夏の移籍が既定路線である模様。STVVの立石敬之CEO(最高経営責任者)が一部選手の去就に言及しているが、元アルビレックス所属MF伊藤涼太郎や、現在アンデルレヒトから期限付き移籍中の日本代表FW後藤啓介も退団見込みだという。
ベルギーメディア『VI』がSTVVの今夏の大量放出を報じた。同メディアによると、「山本に加え、STVVは伊藤涼太郎と後藤啓介も確実に失う。ただ、伊藤と後藤は移籍金収入をもたらさない」とのこと。伊藤は6月に契約満了、後藤はアンデルレヒトへ復帰する見込みだという。
一方、最大の焦点は山本の移籍金額だ。立石CEOは英メディア『The Athletic』の取材で、「夏には3〜4名の主力選手を売ることになると見込んでいる。山本は鈴木彩艶と同じく記録的な金額で去ることになるかもしれない」と明言した。2024年夏に日本代表GK鈴木彩艶をパルマへ売却した際の移籍金は1000万ユーロ(約17億円)。山本でも高額売却を実現するというのが、STVVの狙いだ。移籍先候補には、オリンピック・リヨン(フランス)、それに日本代表FW塩貝健人擁するボルフスブルク(ドイツ)が既に浮上している。
その山本は、3月8日放送の『全力応援! シント=トロイデン』(BS10制作)で、STVVでチームメイトの日本代表GK小久保玲央ブライアン、DF畑大雅とトーク。番組内で移籍の可能性に話題が及ぶと、山本は「次は欧州5大リーグ」とステップアップ移籍への思いを明確に示すと、「どこに行きたいとかはないけど。ドイツ、イタリア、スペインもそうだし、プレミアリーグはその後というイメージ」と、ステップアップ移籍の意思を明確に示している。
2026年3月の国際親善試合(対イングランド代表、スコットランド代表)では日本代表に招集されなかったが、ベルギー1部リーグにおけるパフォーマンスを踏まえると、日本代表の中盤に割って入る可能性も考えられるところ。森保一監督の評価が気になるところだ。
立石CEOが強気の売却姿勢を示す裏には、クラブとして「育てて売る」モデルの成功体験が積み重なってきたという自信もある。鈴木、MF遠藤航(リバプール)、MF鎌田大地(クリスタル・パレス)、DF冨安健洋(アヤックス)が森保ジャパンに必要不可欠な存在となっているだけに、山本も今後は日本代表の主力選手として活躍するかもしれない。
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