
サッカー日本代表「森保ジャパン」は、29日に行われた国際親善試合でスコットランド代表と対戦。終盤にFW伊東純也(ヘンク)が決勝ゴールを挙げ、1-0で勝利したが、31日に控えるイングランド代表戦を前に、さらなる注目と期待が高まっている。
欧州の強豪を相手に結果を残した日本代表は、近年その実力を着実に高めてきた。そうした中、海外メディア『Joner Football』が日本サッカーの将来性について踏み込んだ見解を示し、話題となっている。
同メディアは「日本は近い将来ワールドカップで優勝する」と断言。その理由について、「より多くの資金があるからではない。より優れた施設があるからでもない。子どもたちの足元にボールを置く仕組みを構築してきたからだ」と指摘している。
さらに、日本の育成環境についても具体的に言及。「他国が8歳の子どもたちを急いで11対11の試合や複雑な戦術に投入する中、日本の子どもたちは1万回のボールタッチをこなしている。ファーストタッチ、利き足ではない足、ボールコントロール。選手を本当に育てるための基礎だ」とし、技術重視の育成方針を高く評価した。
また、「日本の育成システムは戦術よりも技術を優先する。子どもたちはフォーメーションを考える前に1万回のタッチを積み重ねる。チームの形よりも個のスキルを重視する」と説明。その成果として、現在は多くの日本人選手が欧州のトップリーグで活躍している点を挙げ、「エリート選手を生み出すために構築されたシステムなのだ」と論じている。
そして、「これが、正しく選手を育てた結果だ。世界もようやくそれに気づき始めている。しかし日本はこれを20年間続けてきた。システムは才能に勝る。常にそうだ」と締めくくり、日本の継続的な育成改革が国際舞台での成功につながるとの見方を示した。
実際、日本代表は近年のFIFAワールドカップでも安定した結果を残しており、世界の強豪国と互角以上に戦うシーンが増えている。個々の選手の技術力や判断力の高さは、海外クラブでも評価されており、欧州主要リーグでプレーする日本人選手の数も増加傾向にある。
FIFAワールドカップ北中米大会のグループステージでは、強豪オランダ代表との対戦が控えており、決勝トーナメントに進出すればブラジル代表との再戦の可能性もある。いずれも世界トップクラスの実力を誇る相手だが、近年の日本の成長を踏まえれば、決して越えられない壁ではない。
そうした中で迎えるイングランド戦は、日本の現在地を測る重要な一戦となる。技術力をベースに組織力を高めてきた森保ジャパンが、フィジカルとスピードに優れる欧州トップクラスの相手に対してどのような戦いを見せるのか。海外メディアが指摘する「システムの力」が結果として表れるのか、日本サッカーの現在と未来を占う一戦に注目が集まっている。
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