
柏レイソル、名古屋グランパス、ヴェルディ川崎元監督のネルシーニョ氏が、ヴィッセル神戸指揮時を回顧。元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキやスペイン代表OBのアンドレス・イニエスタ氏らを抱えていたが、三木谷浩史会長による”現場介入”を明かしている。
日本人選手の情報に詳しい海外メディア『Jリーグインサイダー』のYouTubeチャンネルでは、6日にネルシーニョ氏との対談動画が公開。かつて神戸で指揮を執った同氏は、クラブの状況について率直に振り返った。
ネルシーニョ氏によると、就任当初のチームはベテラン選手が多く、再建が必要な状態だったという。「神戸に来た時、チームは30歳以上の選手が多かった。若手はいたが、レギュラーとして戦えるレベルではなかった」と説明。その上で三木谷会長には「このクラブは古い。1年で変えることはできない」と伝え、「降格はさせないが、優勝は期待しないでほしい」と率直に話したことを明かした。
実際、ネルシーニョ氏は柏レイソルで長期政権を築いた後、神戸をタイトル争いができるクラブへと引き上げる役割を期待されていたという。しかし、チーム作りを進めるなかでクラブトップとのやり取りも増えていった。
ある時、三木谷会長から「欧州の選手を連れてくるのはどうか」と提案されたという。これに対して同氏は「戦力になる日本人なら問題ない。しかしマーケティング目的で欧州から選手を連れてくるなら、チームの足を引っ張るだけだ」と主張したという。
さらに、クラブ運営を巡っては現場への関与が強まっていった側面もあったようだ。関係者の間では、会長がネルシーニョ氏に対して起用する選手や起用しない選手について言及する場面もあったとされるが、本人も「(起用法について)三木谷会長から指示があった」と語っている。そうした状況のなかで、ネルシーニョ氏は距離を置くようになり、やがてコミュニケーションも減ったという。
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