Jリーグ アルビレックス新潟

新潟ブーダ巡り争奪戦か!移籍金1.7億円回収の見込みは?移籍の背景に日本での難しさ

アルビレックス新潟 写真:アフロスポーツ

 アルビレックス新潟は2日、FWアブデルラフマン・ブーダ・サイディが体調不良によりチームを離脱することを公式発表。双方合意のもと、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備を進めているが、母国復帰に向かっているという。

 スウェーデン紙『Sportbladet』によると、同国1部リーグの複数クラブが期限付き移籍での獲得に関心を示しており、その中にヴェステロースSKも含まれているとのこと。同クラブは具体的な可能性を探っており、実現に向けて動いていると報じられている。

 ブーダは2025年夏、ハンマルビーIFから新潟へ加入。ハンマルビーでは公式戦通算69試合10得点6アシストをマークした実績を持つが、J1リーグでは13試合の出場でノーゴールと結果を残せなかった。

 その背景には、競技面以外の苦労もあったようだ。スウェーデンの番組『Fotbollsmorgon』のインタビューでは、日本での生活適応の難しさを吐露。長期のホテル生活が続いたことや、食文化の違いに戸惑ったことを明かしている。箸がうまく使えず、スプーンやフォークで食事をしていたところ「チームメイトから笑われた」と語るなど、異文化環境での心理的負担も小さくなかった可能性がある。

 2026年の契約更新で合意していただけに、今回の動きは突然の展開となった。だが、出場機会の確保と環境面の安定を求めるのであれば、母国復帰は現実的な選択肢といえる。かつて2024年にヴェステロースで18試合出場7ゴール1アシストを挙げており、再起への期待は高い。

 なおスウェーデン『fotbolldirekt』によると、新潟はブーダの獲得により、ハンマルビーIFに移籍金として100万ユーロ(約1億7,300万円)を支払っている模様。今回の放出により、巨額の移籍金を回収できるか現時点では明らかになっていない。