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ランス、ヤスダグループと契約終了か!中村敬斗の移籍加速、上田綺世・三笘薫・鎌田大地と共闘説も

中村敬斗 写真:Getty Images

 フランス2部スタッド・ランスと、スポンサーである『株式会社ヤスダグループ』の関係がいよいよ「決別」の時を迎えた可能性が高い。スポンサー料未払い問題で1月から胸ロゴが消滅していたが、現地時間1月24日に行われるリーグ戦に向けた現地報道で、両者の契約が終了したことを示唆する記述が確認された。スポンサー契約終了となれば、日本代表FW中村敬斗の去就に影響が出る可能性も。2026年夏までの移籍で、MF鎌田大地(クリスタル・パレス)やMF三笘薫(ブライトン)、それにFW上田綺世(フェイエノールト)とチームメイトになる可能性もあるという。

 決定的な情報は、1月24日のフランス2部リーグ第20節サンテティエンヌ戦を前にした現地メディア『L’union』からもたらされた。同メディアは、ランスが1月20日に91歳で死去したクラブの伝説的OB、リュシアン・ミュラー氏を追悼するため、今節のユニフォーム胸部に特別なプリントを施すことを報じた。注目すべきは、そのプリント位置に関する記述だ。同紙はミュラー氏へのメッセージが刻まれる場所について、以下のように説明している。

 「かつてヤスダグループのスポンサーロゴがあったが現在は空いている、もしくは契約終了等で表示されなくなったスペースである」

 これまで現地では「未払いに伴う一時的なロゴ掲出停止」という見方もあったが、有力メディアが「契約終了」の可能性を明記したことで、両者の関係修復は絶望的と見られる。クラブにとって最も商業的価値の高い「胸」のスペースを、スポンサーロゴではなく追悼メッセージに使用するという決断は、ヤスダグループとの決別を対外的に宣言するものと言えるだろう。

 この契約終了は、中村敬斗の移籍を一気に加速させる引き金となる。中村に関しては、2025年夏の移籍市場で他クラブからのオファーがあったにも関わらず、スポンサーであるヤスダグループからの圧力によってクラブが拒否したと『Jリーグインサイダー』などで報じられていた。

 しかし、スポンサー契約が終了となれば、ランスにとって中村を無理に引き留める理由はなくなる。むしろ、スポンサー収入が途絶えた穴を埋めるため、市場価値の高い中村を売却して資金を確保する必要性が生じることになる。

 中村の去就を巡っては、オランダメディア『1908.nl』が21日、フェイエノールトからの関心を報道。「決定力と経験、将来的な売却価値を兼ね備えている」と絶賛しており、上田との強力な日本人コンビ結成への期待が高まっている。くわえてクリスタル・パレスやブライトンなど、プレミアリーグ勢からの関心も継続して報じられている。