
ブラジル人FWジュニーニョは12月20日、同国1部CRフラメンゴからメキシコ1部クラブ・ウニベルシダ・ナシオナル(UNAMプーマス)へ完全移籍。海外挑戦が実現した裏で、とあるJリーグクラブが同選手の獲得に失敗したという。
現在29歳のジュニーニョは、身長179センチで右利きのウインガー。アトレチコ・パラナエンセなどブラジル国内の複数クラブを渡り歩いたほか、ポルトガルやアゼルバイジャンでもプレー。2025年1月にアゼルバイジャン1部カラバフからフラメンゴへ移籍している。
カラバフ在籍時にUEFAヨーロッパリーグやFIFAクラブワールドカップの舞台に立ったジュニーニョだが、2025シーズンのブラジル1部リーグ戦ではスタメン出場わずか2試合とプレータイムを確保できなかった。
ブラジル『Coluna do Fla』が21日に伝えたところによると、中東2クラブがメキシコ移籍前にジュニーニョの獲得オファーを提示。くわえてアメリカ、日本国内クラブも同選手の獲得に動いていたという。その中でプーマスは移籍金500万ユーロ(約9億2,300万円)を用意。フラメンゴは一番好条件であるプーマスのオファーに応じたという。
なおドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、ジュニーニョのエージェントは『マルシオ・ビッテンコート・スポーツ』。同社はFWカピシャーバ(清水エスパルス)、MFマテウス・ペイショット(ジュビロ磐田)、FWマリオ・セルジオ(北海道コンサドーレ札幌)、MFレオ・ゴメス、MFジョアン・ペドロ、MFグスタボ・バヘット(いずれも京都サンガ)も顧客に持っている。
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