
セレッソ大阪はブラジル1部ECバイーアから期限付き移籍中であるブラジル人FWラファエル・ハットンの退団が決まったほか、コーチングスタッフであるブルーノ・クアドロス氏も退団する模様。北海道コンサドーレ札幌、FC東京OBでもあるブラジル人スタッフの去就に注目が集まっている。
現在48歳のブルーノ氏は、1997年にフラメンゴでプロデビューすると、トルコ1部ガラタサライやブラジル1部クルゼイロなど複数クラブを渡り歩き、2005年にC大阪へ移籍。C大阪で2年在籍した後は、札幌、FC東京でプレーしており、J1通算81試合、J2通算43試合出場という成績だ。
現役引退後は、2016年から7年にわたり札幌でコーチを担当。MFルーカス・フェルナンデス(現C大阪)ら外国籍選手が日本の環境に慣れる上で重要な役割を果たしていた。C大阪では2022年からコーチを務め、ハットンやMFヴィトール・ブエノら外国籍選手とのコミュニケーションにも注力していた。
そんなブルーノ氏は9日、インスタグラムを更新。関西空港におけるC大阪関係者とのショット画像をアップした上で、「素晴らしく、忘れられない思い出です。心と記憶の中でずっと大切にします」とポスト。C大阪への惜別メッセージを残したほか、「THANK YOU ARIGATOOOOOOOOOOOOOOOOOO」と感謝の思いを綴っている。
なお、ブラジル『ムンドボラ・フラメンゴ』が9月17日に伝えたところによると、ブルーノ氏は「日本ではコーチとして10年目を迎えているが、フラメンゴはフラメンゴ。フラメンゴで育ったから、今も愛着がある」と、プロデビューを果たした古巣への特別な思いを強調したという。
くわえて「フラメンゴに行くと、もちろん自分の家のように感じる。長い間訪れていないから、ぜひ行きたいね」と語ったほか、「(コーチとして)復帰できるなら、それは嬉しいね」とコメント。Jリーグの舞台から離れる可能性もほのめかしていた。
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