エリキ、ヴィッセル神戸退団決定的！町田ゼルビア復帰の可能性は？

　ヴィッセル神戸所属のブラジル人FWエリキは、町田ゼルビアからの期限付き移籍期間が2025年12月31日まで。元横浜F・マリノス所属アタッカーの去就に注目が集まっているが、神戸退団は決定的だという。

　エリキは12月8日にインスタグラムを更新。神戸のクラブ施設を捉えた画像をアップした上で、以下のように綴っている。　

　「今日は2025年、この恵まれた場所でのシーズン最後のトレーニングでした。素晴らしいチームで試合に出場する機会を与えていただき、本当にありがとうございました。素晴らしい思い出ができて、プロとして大きく成長できました！」

　このポストの「素晴らしい思い出ができて…」という文言などを踏まえると、神戸へ完全移籍する可能性は低い模様。町田は2023年1月、中国1部・長春亜泰からエリキを完全移籍により獲得しているが、200万ドル（約2億6,000万円）という高額な移籍金を支払ったとみられる。また神戸への期限付き移籍で買い取りオプションが付帯されている場合、設定額が高かった可能性も考えられるところだ。

　現在31歳のエリキは、2019年8月にブラジル1部パルメイラスから横浜FMへ完全移籍。来日1年目からJ1リーグ12試合の先発出場で8ゴール4アシストとJ1優勝に貢献したが、2021年1月に横浜FMを退団して長春亜泰へ完全移籍。その長春でも加入1年目から中国1部リーグ戦8ゴール10アシストと結果を残したが、わずか2年でJリーグ復帰を果たしていた。

　町田移籍1年目の2023シーズンはJ2リーグ戦30試合の出場で18ゴールと、主力選手として活躍していたものの、2024シーズンはJ1リーグ戦で3ゴールという結果に終わったエリキ。神戸の一員として迎えた2025シーズンは29試合の出場で9ゴール4アシストをマークした。町田とは4年契約を結んでいるが、現時点で復帰の可能性は報じられていない。