
大混戦のプレーオフ圏争い
残りの対戦カード
- 徳島ヴォルティス(熊本、札幌、富山、今治、磐田、いわき、鳥栖、甲府、大宮、長崎)
- RB大宮アルディージャ(長崎、今治、磐田、仙台、藤枝、山形、秋田、水戸、徳島、山口)
- ベガルタ仙台(水戸、山形、札幌、大宮、大分、鳥栖、今治、熊本、秋田、いわき)
- ジュビロ磐田(今治、藤枝、大宮、甲府、徳島、愛媛、長崎、山口、山形、鳥栖)
J1昇格プレーオフ圏をめぐる戦いは昨季も最終節までもつれたが、今季もどうやら最後まで続く争いとなりそうだ。現時点でプレーオフ圏内にいるのは首位争いを繰り広げる長崎のほか、昨季後半戦で勝ち点を大きく伸ばし下位から8位にまで浮上した徳島ヴォルティス、J3優勝でJ2復帰を果たしたRB大宮アルディージャ、昨季はプレーオフ決勝まで駒を進め昇格まであと一歩と迫ったベガルタ仙台の4クラブ。それを勝ち点2差でジュビロ磐田が追う展開となっている。
この4クラブについて残りの対戦カードにおける今季戦績を見比べると、大宮と仙台がともに6勝3分1敗と大きく勝ち越しており、終盤戦を優位に進めそうな気配が漂う。とはいえ、徳島と磐田も白星先行の対戦カードとなっており、上位が取りこぼせばまだまだ上を狙える位置にいるのは間違いない。残る対戦相手の順位で比べても、やはり差は小さく見える。残り10試合中いずれのクラブも5~6試合は現時点でのトップハーフ、つまり本記事で取り上げるプレーオフ圏以上を狙うチームとの対戦を残しており、厳しい戦いが続くことに変わりはない。
上位3クラブと勝ち点差の少ない位置につけ、自動昇格圏入りも狙えるこの4クラブ。今後は直接対決を含めさらなる高順位を目指すことになるが、少なくとも1クラブは自動昇格圏にもプレーオフにも入れない順位で終えることは確定している。現時点で有利不利を断言するのは難しいが、例年とそん色ない順位争いになることは間違いない。

虎視眈々とプレーオフ圏を狙う中位クラブたち
残りの対戦カード
- FC今治(磐田、大宮、鳥栖、徳島、山口、長崎、仙台、山形、札幌、千葉)
- サガン鳥栖(甲府、熊本、今治、山口、秋田、仙台、徳島、富山、藤枝、磐田)
- 北海道コンサドーレ札幌(いわき、徳島、仙台、山形、富山、水戸、千葉、大分、今治、愛媛)
- ヴァンフォーレ甲府(鳥栖、秋田、いわき、磐田、長崎、藤枝、水戸、徳島、富山、熊本)
現時点でプレーオフ圏から勝ち点4~9差に位置するFC今治、サガン鳥栖、北海道コンサドーレ札幌、ヴァンフォーレ甲府の4クラブ。水戸躍進の陰にやや隠れているが、昨季J3を2位で終えクラブ史上初のJ2へ挑戦しているFC今治がプレーオフ圏近くにいることも、今シーズンのJ2を面白くしている事象と言えよう。
そんな今治を含め、この終盤戦さらなる順位アップを期待したい4クラブだが、なかでもJ1からの降格組であるサガン鳥栖と北海道コンサドーレ札幌は、ともに開幕当初J2の難しさを痛いほど味わったうえでの順位なだけに、1年でのJ1復帰に向けより気持ちの入る終盤戦になることだろう。一方で、プレーオフ圏入りに向けては、勝ち点差9と、まだ逆転可能な位置につけているのが甲府だ。残りの対戦カードにおける今季の戦績を見ると苦しいと言わざるを得ない。残る10戦のうち、現時点でトップハーフにいる相手には勝てておらず、大きく勝ち点を積み上げられる見込みは薄い。
リーグ戦終盤の上位争いを見ていくなかで、ダークホースに位置づけられる4クラブにとって、プレーオフ圏以上に入るためのハードルは高いが、どこまで上位勢に食らいついていけるか注目だ。
コメントランキング