
名古屋グランパスは3月15日に明治安田J1リーグ第6節の東京ヴェルディ戦を控えるなか、FW山岸祐也の負傷離脱を公式発表。同選手の負傷を受けて、アビスパ福岡時代もチームメイトだったDF宮大樹の山岸に対する過去の発言内容に注目が集まっている。
2024シーズン終了後に福岡から名古屋へ完全移籍の宮は、1月11日開催の2025シーズン新体制発表会に出席。宮よりも1シーズン先に福岡から名古屋へ移籍していた山岸について「祐也君は『オレ、あまり怪我しないから』と言っていたのに、名古屋に来てめっちゃ怪我している」とコメントしたほか、福岡時代の2023シーズンに山岸から何度も「給料泥棒だ」と言われたことを告白。「(山岸が)今年怪我したら、(給料泥棒だと)言ってやろうと思います」と笑みを浮かべながら語っていた。
その山岸は3月8日開催のセレッソ大阪戦で先発出場も、11分で負傷交代。検査の結果、右膝内側側副靱帯損傷と診断されており、東京V戦の欠場は避けられない見通しだが、C大阪戦当日にネット上で「山岸」「給料泥棒」というワードを含んだコメントが相次いでいたほか、公式発表直後には一部サイトで「宮大樹から給料泥棒と言われる」などの文面が掲載されている。
なお宮はヴィッセル神戸、サガン鳥栖を経て、2021年から4シーズンにわたり福岡でプレー。加入1年目から2シーズンつづけてリーグ戦25試合以上でピッチに立ったものの、2023シーズンは負傷離脱の影響もあり15試合の出場にとどまっていた。
J1第5節まで白星がなく、最下位と苦しい2025シーズン序盤戦を過ごしている名古屋。ここまで全試合でピッチに立っていた山岸の離脱は大きな痛手だが、宮がジョークも交えながら、同選手をサポートするはずだ。
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