
浦和レッズはトルコ1部フェネルバフチェから同国代表FWジェンク・トスンを獲得に向けて前進している模様。フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督は同選手の放出に否定的だというが、選手サイドとは合意しているという。
3月1日以降、浦和移籍の可能性が断続的に報じられているトスン。トルコメディア『フォトマック』が10日に「トスンはモウリーニョ監督と話し合った末、フェネルバフチェ残留を決断」とリポートも、『Sports Digitale』は11日になって「浦和とトスンは契約条件で合意に達した」と伝えている。
浦和と選手サイドの交渉状況については、スペイン紙『AS』トルコ版の特派員が7日に「浦和は契約期間1年半でオファーも、トスンは2年半契約を希望」と報道。契約内容の一部で両者の意向に乖離があるとみられていたが、11日までに解消されたと考えられる。
また『Sports Digitale』は「浦和はトスン獲得へ、フェネルバフチェに正式オファーを提示」と報道。フェネルバフチェと同選手の契約期間が2026年6月まで残っているため、移籍金は発生するとみられるが、移籍金額をはじめオファーの内容には触れていない。
現在33歳のトスンは、身長183cmで右利きのアタッカー。アイントラハト・フランクフルト、ベシクタシュ、エバートンなどでプレーしたほか、一時トルコ代表の主力選手として活躍。国際Aマッチ53試合の出場で21ゴール7アシストをマークしたほか、2024年開催の欧州選手権(EURO)でも2試合でピッチに立っている。
ただ2024年夏にベシクタシュからフェネルバフチェへ移籍した後は出場機会を得られず。2024/25シーズンはリーグ戦6試合の出場にとどまっているが、モウリーニョ監督はターンオーバー要員として必要な戦力として考えていると、現地の複数メディアは伝えている。
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