Jリーグ

J2新加入選手、市場価値ランキングTOP5【2025】

デリキ(アトレチコ・ゴイアニエンセ所属時)写真:Getty Images

2位タイ:FWデリキ(ジェフユナイテッド千葉)

  • 市場価格:800k€(約1億2,800万円)
  • 前所属クラブ:アトレチコ・ゴイアニエンセ(ブラジル1部)
  • 昨季成績:公式戦28試合3ゴール1アシスト

ブラジルのシャペコ・エンセやグアラニ、ウクライナのメタリストでもプレーした実績を持つFWデリキが2位タイにランクイン。2025シーズンからジェフユナイテッド千葉へレンタル移籍で加入した。

身長185cmの左利きアタッカーで、ボールキープ能力が非常に高くタメを作ることが出来る。今冬に千葉からベルギー1部のシント=トロイデンVVへ期限付きで移籍したFW小森飛絢のような点取り屋タイプではなく、周りを活かしてチームの攻撃を活性化できる印象がある。キャリアで最も得点に関与した2023シーズンのグアラニ(ブラジル2部)時代にはリーグ戦34試合10ゴール1アシストを記録している。


鳥海晃司(セレッソ大阪所属時)写真:Getty Images

2位タイ:DF鳥海晃司(ジェフユナイテッド千葉)

  • 市場価格:800k€(約1億2,800万円)
  • 前所属クラブ:セレッソ大阪
  • 昨季成績:公式戦28試合出場5ゴール

もう1人の2位タイには同じく千葉からDF鳥海晃司がランクイン。千葉の下部組織でプレーしていた鳥海は、明治大学を経て2018年から念願のトップチーム加入を果たす。対人の強さはもちろん、カバーリングやビルドアップ能力の高さを評価され2021シーズンよりセレッソ大阪へ移籍。C大阪では国際舞台であるAFCアジアチャンピオンズリーグを経験するなど、在籍した3シーズンで113試合出場3ゴール1アシストを記録している。2025シーズンは5年ぶりに復帰した千葉でプレーする。

鳥海は千葉の公式サイトで「次の目標はJ1でプレーする事よりも、J2で15年苦しむ、愛するクラブをJ1に戻したい。自分がJ1に上げてこのステージに戻ってきたらいいんだと、サッカー人生を賭けて、覚悟を決めて戻って来ました」とコメントしている。J1のC大阪で得た経験をもとに千葉を牽引し、2009年以来16年ぶりのJ1昇格へチームを導けるか注目したい。


エメルソン(FK RFS所属時)写真:Getty Images

1位:MFエメルソン(V・ファーレン長崎)

  • 市場価格:900k€(約1億4,400万円)
  • 前所属クラブ:FK RFS(ラトビア1部)
  • 昨季成績:公式戦28試合出場5ゴール

栄えある1位にはラトビア1部の強豪FK RFSからV・ファーレン長崎に完全移籍したブラジル人MFエメルソンが輝いた。現在25歳のエメルソンは、RFSに所属した5シーズンで公式戦176試合出場53ゴール7アシストを記録するなど同チームの歴代最多得点保持者で、UEFAチャンピオンズリーグ予選やUEFAヨーロッパリーグ予選にも出場を果たしていた。本職は左ウィングだがトップの位置を務めることもできる。

身長174cmと上背はないもののエネルギッシュな走力を持っており、攻守においてハードワークすることが出来る。そのためDFとしては彼に助けられるシーンも数多くあった。長崎の左サイドを活性化させる活躍に期待したい。


佐藤凌我(アビスパ福岡所属時)写真:Getty Images

6位以降の選手状況

6位:市場価格:650k€(約1億500万円)

  • FW佐藤凌我(ジュビロ磐田)

7位タイ:市場価格:600k€(約9,700万円)

  • MF金子大毅(ジュビロ磐田)
  • FWグスタボ(ベガルタ仙台)

9位タイ:市場価格:550k€(約8,900万円)

  • MF山口蛍(V・ファーレン長崎)
  • DFエドゥアルド(V・ファーレン長崎)
  • GK後藤雅明(V・ファーレン長崎)
  • FWカプリーニ(大宮アルディージャ)

13位:市場価格:500k€(約8,100万円)

  • FWトニー・アンデルソン(徳島ヴォルティス)

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名前:Yusuke Sueyoshi
趣味:スポーツ観戦(野球、サッカー)、サウナ、ジム
好きなチーム:北海道コンサドーレ札幌、ジェフユナイテッド千葉、FCバルセロナ

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