韓国代表FWキム・ゴンヒは、1月6日までにJ2降格の北海道コンサドーレ札幌と2025シーズンの契約で合意。残留は決定的とみられるが、母国クラブからの関心が報じられている。
現在29歳の同選手は、2022年8月に水原三星から札幌へ完全移籍。来日1年目からJ1リーグ戦8試合の出場で2ゴールと結果を残すと、2023シーズンは左ひざ内側側副じん帯損傷という怪我による離脱がありながらも、20試合の出場で2ゴールをマーク。2024シーズンは天皇杯2回戦(対栃木シティ)での負傷もあり、リーグ戦9試合の出場に終わった。
札幌はすでに2025シーズンに向けて始動しているが、韓国メディア『スポーツ朝鮮』が1月7日に伝えたところによると、同国1部のFCソウルがキム・ゴンヒの獲得に興味も、現時点でオファーを提示していないとのこと。札幌側の意向については「1年でJ1復帰するために、全外国籍選手の残留を望んでいる」と報じている。
なお札幌はキム・ゴンヒの他にDFパク・ミンギュ、MFフランシス・カン、MFスパチョーク・サラチャート、FWジョルディ・サンチェス、FWアマドゥ・バカヨコ、FWキングロード・サフォとも2025シーズンの契約で合意している。
MF菅大輝(サンフレッチェ広島へ移籍)、MF駒井善成(横浜FCへ移籍)らに契約満了を通達し、FW鈴木武蔵やDF岡村大八らを放出した札幌。一部主力選手の退団を巡って三上大勝代表取締役GM(ゼネラルマネージャー)に対する疑問の声も挙がっているだけに、全外国籍選手との契約合意に関しても評価が分かれるところだ。
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