ヴィッセル神戸は12月24日、日本代表FW武藤嘉紀と契約更新したと公式発表。JリーグMVPとベストイレブンに輝いた同選手と三木谷浩史会長の握手を交わすシーンが反響を呼んでいる一方、本人は自身の名古屋グランパス移籍・神戸残留報道に疑問を投げかけている。
J1最終節・湘南ベルマーレ戦当日の時点では、白紙状態だったという武藤。12月下旬に名古屋移籍の可能性が取り沙汰されたが、23日に「総額5億円で神戸残留へ」「名古屋が3億円を超える大型オファーを提示」などと報じられていた。
神戸が24日15時に契約更新を公式発表すると、本人はおよそ30分後にXを更新。当該報道の記事を引用した上で、「1番最後に(金額は推定)と付ければ、事実とは全く異なること書くことOKなのでしょうか??」と投稿。ファン・サポーターから賛同意見が多く寄せられているほか、メディア批判が過熱している。
一方、インスタグラムでは「この度、ヴィッセル神戸と契約を更新させていただきました!」とファン・サポーターに報告。「多くのことを考える時間が必要でしたが、三連覇、そしてクラブの目標でもあるアジアNo.1を獲るために本気で僕を必要としてくれたヴィッセル神戸に全てを捧げる覚悟でこの決断をしました」と、神戸残留に至った理由を綴っている。
リーグ戦37試合の出場で13ゴール7アシストをマークするなど、FW大迫勇也、MF山口蛍、DF酒井高徳らとともにチームをJ1連覇、天皇杯優勝に導いた武藤。同選手の残留に神戸サポーターから歓喜の声が挙がる一方、周囲では移籍報道に関する議論が白熱している。
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