Jリーグ サガン鳥栖

ヴィキンタス・スリヴカ、J2降格サガン鳥栖残留が決定的

ヴィキンタス・スリヴカ 写真:Getty Images

 J2降格のサガン鳥栖は、すでに元日本代表MF清武弘嗣やGK朴一圭らの退団を公式発表。趙東建コーチもSNSを通じて2024シーズン限りでの退団を明かしているが、一方でリトアニア代表DFヴィキンタス・スリヴカに残留の可能性が。同選手のSNS投稿にファン・サポーターの注目が集まっている。

 スリヴカは18日午後にインスタグラムを更新。鳥栖のスターティングイレブンや駅前不動産スタジアムのゴール裏の様子をアップした上で、こう綴っていた。

 「この半年間で、インスタグラムの投稿1つですべてをまとめることは不可能なほど、多くのことを学び、経験した。J1残留という大きな目標には届かなかったけど、みんな同じようにサポート、愛、リスペクトを見せてくれた。僕たちは決して諦めず、すべてのトレーニングでパワーアップし続け、すべての試合で最後まで戦った。これだけの関係は、日本文化に深く根付いているものだと思うし、そうしたことを経験できて本当に幸せだったと感じている」

 この投稿内容に対して、コメント欄では鳥栖残留を願うメッセージが殺到。一方で、日本での経験について「幸せだったと感じている」と投稿していることから、「ヴィキは鳥栖退団なのかな…?」など、一部から同選手の退団を予想する声も挙がっていた。

 そんななか、本人は20日に再びインスタグラムを更新。ストーリーズにて、鳥栖のユニフォームを着る自身の姿をアップするとともに、「新たなシーズンとこれからの挑戦が待ちきれない」と投稿。鳥栖のチームカラーである青とピンクのハートマークの絵文字も添えている。

 この投稿内容は、スクリーンショットによりX上で瞬く間に拡散。「ヴィキ残留か!?」「これは残留だね」「ヴィキ残ってくれるフラグが立った」などと、ファン・サポーターから同選手の残留を確信する声が相次いでいる。

 現在29歳のスリヴカは、セリエA(イタリア1部)ユベントスの下部組織出身。スコットランド1部ハイバーニアンへ、ギリシャ1部アポロン・スミルニ、ギリシャ1部PASラミアなどを経て、2024年夏に鳥栖へ移籍。7月14日のJ1第23節ガンバ大阪戦でデビューすると、その後はリーグ戦13試合でプレー。9月22日の第31節・東京ヴェルディ戦から最終節・ジュビロ磐田戦まで8試合つづけてスタメン出場も、チームをJ1残留に導くことはできなかった。