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久保建英との再会幻に?メキシコ代表アギーレ、日本戦前に韓国代表監督就任か

ハビエル・アギーレ監督 写真:Getty Images

 RCDマジョルカ時代にMF久保建英(現レアル・ソシエダ)を指導していたハビエル・アギーレ元日本代表監督は、現在メキシコ代表を指揮。森保ジャパンと対戦する可能性が一部で報じられているが、韓国代表の監督に就任する可能性があるという。

 韓国メディア『聯合ニュース』は18日、スペインメディアの報道内容をもとに、「大韓サッカー協会(KFA)が次期監督として、アギーレ氏ら複数名をリストアップしている」と報道。同国代表の監督人事を巡っては、ユルゲン・クリンスマン前監督やホン・ミョンボ監督の選出にあたり、KFAに韓国政府が介入した可能性が。国際サッカー連盟(FIFA)の定款15条「政治的な干渉から独立しなければならない」に反するとして“W杯出場権はく奪”報道も飛び交うなか、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長が10月末、KFA会長に「FIFAはスポーツの自律性を求めている」などと警告を発している。

 一方、現在66歳のアギーレ氏は2023/24シーズン終了後にマジョルカの監督を退任すると、2024年7月からメキシコ代表を指揮。10月の国際試合試合でアメリカ代表を下すと、11月のCONCACAFネーションズリーグ準々決勝ではホンジュラス代表相手に2試合合計4-2で勝利。ただ1stレグではピッチから投げ込まれた物が同監督に直撃。頭部からの出血が見られただけに、日本国内でも話題になっていた。

 なお報道によると、北中米W杯本大会出場へ王手をかけている森保ジャパンは、最終予選終了後の2025年9月に敵地でアメリカ、メキシコと対戦するとのこと。アギーレ監督にとっての古巣対戦が実現する可能性が期待される一方、韓国代表の動向からも目が離せない。KFAの決断次第では、同監督と久保の再会が持ち越しとなるかもしれない。