Jリーグ セレッソ大阪

契約解除金6億円も…C大阪レオ・セアラ獲得へ古巣意欲。元Jリーガーと両睨みか

レオ・セアラ 写真:Getty Images

 セレッソ大阪所属のブラジル人FWレオ・セアラには、母国クラブからの関心が取り沙汰されているが、同選手の去就を巡り新たな動きがあったようだ。

 レオ・セアラについては、2024年9月にブラジル1部ECバイーアからのオファーが報じられたほか、ブラジルメディア『O POVO』は12月3日にフォルタレーザECからの関心をリポート。ただ一方で、C大阪と同選手の契約期間が2025シーズン終了後までであり、2400万レアル(約5億9000万円)の契約解除条項が盛り込まれている可能性も報じられているだけに、ブラジル国内クラブによる獲得は現時点で不可能という見方も広まっている。

 ただそれでも、ブラジル1部ECヴィトーリアの会長はレオ・セアラ再獲得に意欲的である模様。16日にブラジルメディア『B news』の番組に出演した際、サンパウロ所属MFウェリントン・ハット(元V・ファーレン長崎所属)とともに、レオ・セアラへの関心を明かしたという。

 現在29歳のレオ・セアラは、2016シーズンにFC琉球でプレーしたほか、2021年から2シーズンにわたり横浜F・マリノスに在籍。2022シーズンにはJ1優勝を成し遂げたものの、スタメンでの出場機会を求めて同シーズン終了後にC大阪へ移籍している。

 そのC大阪では、加入1年目から絶対的ストライカーとして活躍。2024シーズンもリーグ戦ほぼ全試合スタメン出場で21ゴールをマーク。J1得点ランキングでは、1位のFWアンデルソン・ロペス(横浜FM)から3差の2位という結果だった。