ポール・ポグバのマンU復帰説浮上。トレーニングに参加か

　11月30日をもってセリエAのユベントスを退団した元フランス代表のMFポール・ポグバが、2016年から2022年まで在籍したプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドのトレーニングに参加する可能性が浮上している。ポグバは、ドーピング違反により2022年から在籍したユベントスとの契約を解消し、新天地を模索している。

　元ユナイテッドのストライカーで同郷でもあるルイ・サハ氏（2013年引退）が、「新年にポグバがユナイテッドのトレーニングに参加するという話がある」と発言していることを複数のUKメディアが報じた。サハ氏はポグバの復帰について「彼にとって良い機会になる。ポグバは特別な才能を持った選手だ。中盤で必要なスキルとパワーを兼ね備えており、ユナイテッドにとって貴重な戦力となる」と評価している。

　現在ユナイテッドはプレミアリーグで13位と低迷。11月のルベン・アモリム新監督就任から、リーグ戦4試合で1勝（エバートン戦4-0）しか挙げられておらず、中盤の強化が急務とされている。一方で、サハ氏は「ポグバのような選手はプレミアリーグ全体で注目される存在だ」と指摘し、他クラブに先を越される前にユナイテッドが動くべきだと主張している。

　ポグバ自身も現状を打破するために給与面で妥協する可能性があり、復帰に向けた障壁は小さいと見られている。果たしてポグバは再びユナイテッドのユニフォームに袖を通すのか、今後の動向が注目されている。