元日本代表MF乾貴士は、清水エスパルス攻撃陣の中心選手として活躍。チームも10月27日開催の明治安田J2リーグ第36節・栃木SC戦でJ1昇格を決める可能性がある中、ドイツ方面から注目を浴びている。
FIFAワールドカップ・ロシア大会出場歴を持ち、エイバルをはじめ欧州複数クラブを渡り歩いていた乾。2022シーズン途中から清水でプレーしているが、昨季にリーグ戦で2桁ゴールを挙げると、今季もここまでリーグ戦27試合の出場で5ゴール8アシストをマーク。チームは第35節終了時点で、首位の横浜FCから勝ち点1差、3位のV・ファーレン長崎から勝ち点7差の2位につけている。
J1昇格にむけての原動力となっている乾について、ドイツメディア『Revier Sport』は24日に「元VfLボーフム所属の乾が、再びトップディビジョンへの昇格を祝うことになるかもしれない」とリポート。
2011/12シーズンにボーフムでプレーした過去を紹介した上で、「現在、乾は再び母国日本でプレーしており、36歳になった今でも日本で野心を抱いている。今季の活躍ぶりは、ボーフム時代を思い出させるものだ」と絶賛。ボーフム時代にドイツ2部リーグ30試合の出場でチームトップの7ゴールを挙げていただけに、当時を彷彿とさせる同選手の活躍ぶりに熱視線を送っている。
なお同メディアによると、ボーフムは2011年夏に乾を獲得したが、セレッソ大阪に支払った移籍金は50万ユーロ(当時約6000万円)とのこと。わずか1年でアイントラハト・フランクフルトへ完全移籍したが、同選手の放出で移籍金150万ユーロ(当時約1億8000万円)を手に入れたという。
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