ナポリ(イタリア1部)が、ユベントス(同1部)が保有権を持つブラジル代表MFアルトゥール・メロ(28)の獲得に興味を持っているようだ。
グレミオでプロキャリアをスタートさせたアルトゥールは、バルセロナでのプレーを経て2020年夏にユベントスへ移籍。初年度こそ主力としてプレーしたものの、徐々に出場機会を減らすと、リバプールへの期限付き移籍を経験して昨季はフィオレンティーナにレンタルで加わった。
イタリア『スカイ』によれば、その新天地でセリエA33試合に出場して2ゴール4アシストを記録したが、今夏にユベントスへレンタルバックしたアルトゥールの獲得に向けてナポリが関心を持っており、最初の調査を行ったという。
ただ、ナポリはユベントスとドライローンで合意に達したが、選手本人とは個人合意には漕ぎ着けられていないようだ。そのため、ナポリはユベントスが給与の一部を負担するように要請しており、クラブ間交渉が発展するのを待っているようだ。
なお、アントニオ・コンテ監督のもとで新シーズンに臨んでいるナポリは、ナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンの退団が濃厚となっているなかで、ベルギー代表FWロメル・ルカクを完全移籍で獲得。その一方で、日本代表MF三笘薫が在籍するブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(イングランド1部)のスコットランド代表MFビリー・ギルモアの獲得を目指しているが、中盤強化は難航している。
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