ジェフ千葉FWドゥドゥ「僕たちに足りないのは…」【札幌戦直前取材】

　2024明治安田J2リーグに所属するジェフユナイテッド千葉は、8月21日（水）にホームのフクダ電子アリーナで開催される天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会ラウンド16（4回戦）で、J1の北海道コンサドーレ札幌と対戦する。

　リーグ戦では直近5試合勝ちなしと不調の千葉だが、この一戦を機に流れを取り戻したい。FWドゥドゥは自身のコンディションに触れ、札幌戦への抱負を語った。

　「シーズン序盤と比べるとコンディションは良くなっています。非常に良い状態ではありますが、膝や股関節の慢性的な怪我を持っているので、怪我と付き合っていかなければいけないのが使命でもあります。ただ、自分は試合後やトレーニングの中でも、しっかりケアしながら怪我と付き合っていますし今の状態は良いです」と好調をアピール。そのうえで課題についても言及した。

　「自分は（第26節）ファジアーノ岡山戦（0-0）で2本ほどチャンスを逃してしまったので、自分にプレッシャーをかけなければいけません。前線の選手であればゴールを決める、後ろの選手であれば失点を防ぐこと。プラスアルファのプレーやトレーニングをしないといけない。僕たちに足りないのは複数得点なのかなと思っています。それが自分でなくてもいいですし、アシストした選手にも自信が芽生えてくると思っています。1人、2人と自信が付くことでチームに伝染していく。僕たちに足りないのは、その部分だと思っています」と語った。

　「（札幌戦に）自分は命を捧げる覚悟でピッチに立ちたいと思っています。できるだけ90分でかたを付けたいです。リーグで勝ち続けるための1つのきっかけになるような試合になればいいと思っています」と意気込んだ。

　札幌は決して楽に勝てる相手ではないが、それゆえに勝てばリーグ戦への自信に繋がるはずだ。札幌戦に勝利し、流れを引き寄せることが期待される。