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名古屋復帰も?森下龍矢が攻撃的MFで起用…ワルシャワ監督の説明は…

森下龍矢 写真:Getty Images

 名古屋グランパスからポーランド1部レギア・ワルシャワへ期限付き移籍中の日本代表DF森下龍矢は、今月2日開催のUEFAカンファレンスリーグ(UECL)予選で2アシストをマーク。本職のサイドバックではなく、攻撃的MFとして結果を残したが、去就は不透明だという。

 今年1月1日開催の国際親善試合タイ戦で、DF藤井陽也(KVコルトレイク)らとともに日本代表入りを果たした森下。昨年12月に名古屋からワルシャワへ1年間の期限付き移籍により加入すると、海外挑戦1年目の2023/24シーズンはポーランド1部リーグ8試合でスタメン出場しているが、主にウイングバックで起用されていた。

 先月25日開催のUECL予選2回戦の1stレグでも、左ウイングバックでスタメン出場していた森下だが、今月2日の2ndレグでは、1stレグで5-0と勝利していたこともあり、インサイドハーフでフル出場している。

 同クラブの専門サイト『legia.net』によると、ゴンサロ・フェイオ監督は試合後に「私は森下のパフォーマンスを評価している。攻守の切り替えの場面で、我々が求めているようなプレーを見せてくれた。チームに推進力をもたらしてくれる」と評価。

 今後の起用法については「(森下を中盤でプレーさせることは)ひとつのオプションになり得る」と語るなど、同選手のユーティリティ性に期待を寄せたという。ただ一方で、ポーランド国内の複数メディアは、森下の去就について「(今年12月までに)ワルシャワが買い取りオプションを行使するか不透明だ」とリポート。2023/24シーズン開幕から好パフォーマンスを発揮しているとはいえ、名古屋復帰や他クラブ移籍の可能性もあるという。