攻撃陣に負傷者続出のマンU、ブレントフォードFWトニーへの関心強める？

　マンチェスター・ユナイテッド（イングランド1部）が、ブレントフォード（同1部）に所属するイングランド代表FWイバン・トニー（28）の獲得に興味を持っているようだ。

　クラブ最低の8位フィニッシュに終わった昨季からの捲土重来を目指すユナイテッド。今夏に攻撃強化の一手としてボローニャ（イタリア1部）からオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーを獲得した一方で、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンド、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード、ブラジル代表FWアントニーがプレシーズン中に負傷離脱してしまった。

　イギリス『テレグラフ』によれば、攻撃陣の負傷者が相次いでいることを受けてユナイテッドは攻撃強化に向けた動きを加速させる可能性があるという。ユナイテッドがターゲットにしているトニーは来夏にブレントフォードと契約満了を迎えるが、移籍金5000万ポンド（約94億9000万円）が必要になるという。

　ノーサンプトンでプロキャリアをスタートさせたトニーは2015年夏にニューカッスル・ユナイテッドへ加わると、イングランド複数クラブをレンタルで転々。ピーターバラを経て2020年夏にブレントフォードに加入すると、決定力の高さを武器にエースとしての地位を確立した。

　今季は賭博違反による長期の出場停止処分があった影響で今年1月までは試合に出られなかったトニーだが、最終的にプレミアリーグ17試合で4ゴールを記録。今夏にドイツで開催されたユーロ2024ではイングランド代表として3試合に出場していた。