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高嶺朋樹、柏からコルトレイク移籍か「交渉内容は…」金子拓郎と札幌以来の再会

高嶺朋樹 写真:Getty Images

 柏レイソル所属MF高嶺朋樹が、ベルギー1部KVコルトレイク移籍に向かっている模様。新天地で北海道コンサドーレ札幌時代のチームメイトであるMF金子拓郎と再会するようだ。

 ベルギー紙『ヘット・ラーツテ・ニウス』は今月22日に「コルトレイクは7人目の新戦力獲得に近づいている。高嶺は自身初の海外挑戦を果たすことになる」とリポート。ベルギーの移籍市場に精通しているジャーナリストのサシャ・タヴォリエリ氏は、「コルトレイク幹部は、高嶺のプロフィールを検証している。契約成立にむけての交渉が現在進行中だ。柏にはすでに連絡を取っている」とクラブ間交渉が進んでいる現状を伝えた一方、交渉内容には触れていない。

 高嶺は札幌の下部組織や筑波大学を経て、2020年に札幌のトップチームへ正式加入。プロ1年目からリーグ戦で30試合に出場するなど、金子とともにチームの中心選手として活躍していたが、2022シーズン終了後に柏へ完全移籍している。

 柏でも中盤に欠かせない戦力として存在感を発揮していた高嶺が、今年3月16日開催のJ1第4節名古屋グランパス戦で右膝内側側副靱帯を損傷。2か月以上の戦線離脱を余儀なくされたが、復帰後もリーグ戦ほぼ全試合でスタメン出場。ただ、今月20日開催の第24節川崎フロンターレ戦ではメンバー外だった。

 なおコルトレイクは2023/24シーズンのベルギー1部リーグを15位で終えたが、日本代表DF藤井陽也の活躍もあり下位4クラブによるプレーオフで14位に浮上。ロンメルSKとの入れ替え戦を2試合合計5-2で制し、かろうじて残留を決めると、先月13日に藤井の完全獲得を公式発表。DF角田涼太朗は期限付き移籍期間満了により、イングランド2部カーディフ・シティへ復帰している。