Jリーグ ヴィッセル神戸

元神戸フアン・マタの去就は?浦和退団・酒井宏樹と共闘説も「元同僚と再会」

フアン・マタ 写真:Getty Images

 かつてヴィッセル神戸に在籍していた元スペイン代表MFフアン・マタが、デンマーク1部FCノアシェランの練習に参加。現地では、チェルシー時代のチームメイトである元ガーナ代表MFマイケル・エッシェンとの再会が話題になっている。

 現在36歳のマタは、昨年9月に神戸へ加入もリーグ戦わずか1試合の出場に終わり、2023シーズン終了後に退団。今年1月に日本代表MF久保建英擁するレアル・ソシエダやセビージャ、バレンシアとの接触が報じられたものの、半年以上にわたり無所属状態だ。

 本人は今年5月、古巣マンチェスター・ユナイテッドの公式インタビューで「次どこでプレーするか、考えているところだ」と現役続行を明言。アメリカ・サンディエゴFC加入の可能性、スペイン2部レアル・オビエドとの交渉、さらには豪州1部新規参入のオークランドFCで元日本代表DF酒井宏樹(浦和レッズ退団)とチームメイトになる可能性が報じられたが、今月21日時点でも新天地は決まっていない。

 そんな中、ノアシェランは21日にマタのトレーニング参加を報告。同クラブのXアカウントでマタとエッシェンのツーショット写真がアップされるなど反響を呼んでいるが、現時点でマタ獲得の可能性はないとのこと。英紙『デイリーメール』は、トレーニング参加の経緯について「彼の家族がマルメに住んでおり、近郊でトレーニングの機会を探していた。ノアシェランは、彼が家族と過ごす間、クラブ施設でのトレーニングを許可した」と綴っている。

 なお、スペインメディア『フットボール・エスパーニャ』によると、マタは今年8月末にも現役続行、引退など何らかの決断を下すという。MFアンドレス・イニエスタとともに南アフリカW杯優勝を成し遂げたレジェンドの去就に注目が集まる。