セリエA ユベントス

ウイング補強目指すユベントス、ドルトムントFWアデイェミをメインターゲットに設定?

カリム・アデイェミ 写真:Getty Images

 ユベントス(イタリア1部)が、ボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)に所属するドイツ代表FWカリム・アデイェミ(22)の獲得に興味を持っているようだ。

 新シーズンからチアゴ・モッタ監督が率いるユベントスは、今夏にブラジル代表MFドウグラス・ルイスやフランス代表MFケフラン・テュラム、イタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴーリオをすでに獲得。しかし、モッタ監督は攻撃面での強化も望んでいるという。

 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザが今夏に退団するとの見方が強まっているユベントスは、昨季フロジノーネ(イタリア1部)で経験を積んでブレイクしたアルゼンチン代表FWマティアス・スーレにもレスター・シティ(イングランド1部)移籍が近づいているようだ。

 そのため、新たなウインガーを探しているユベントスはスーレの後釜としてアデイェミをリストアップしているとのこと。同選手に必要な移籍金は3000万ユーロ〜4000万ユーロ(約51億7000万円〜約68億9000万円)だが、アルゼンチン代表FWを3000万ユーロで売却見込みであることから、工面できると考えているようだ。

 リーフェリングでプロキャリアをスタートさせたアデイェミはザルツブルクでのプレー経て、2022年夏にドルトムントへ加入。驚異的なスピードを生かしたドリブル突破を武器に昨季は負傷離脱ありがらもブンデスリーガ21試合で3ゴール1アシストを記録した。