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神戸・大迫勇也の五輪参戦論も「細谷真大が物足りない」と日本代表OB思うワケ

大迫勇也 写真:Getty Images

 パリ五輪のU23日本代表メンバー発表を今月3日に控える中、田中マルクス闘莉王氏ら一部の日本代表OBからオーバーエイジ(OA)枠でのFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)招集を求める声が。FW細谷真大(柏レイソル)に辛辣評価を下す識者もいるという。

 以前から大迫の決定力を高く評価している闘莉王氏は、今年5月下旬に放送されたスポーツ番組「FOOT×BRAIN」(テレビ東京系列)に出演。大岩ジャパンのメンバー選考について「OAは絶対に必要」と主張すると、DF冨安健洋(アーセナル)、DF板倉滉(ボルシアMG)、大迫の招集を推奨。大迫について「どうやって攻めるのか、今は攻め時なのか、キープする時なのか。もう少しボールを回す時間なのかを考えると、軸になるフォワードをどうしても選ばなければならない」と語っていた。

 大迫の必要性を訴えるのは、闘莉王氏だけではない。アトランタ五輪の代表メンバーである城彰二氏は、先月8日に自身のYouTubeチャンネル「JOチャンネル」を更新。OA枠を採用すべきポジションのひとつにセンターフォワードを挙げる。

 つづけて、AFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選のU23日本代表メンバーである細谷について「良い時はすごく良いし、パワフル。動き出しとかも良いけど、シュートをたくさん外す。まだ経験値と世界って考えると、ちょっと決定力が物足りない」と厳しく評価。

 「ボールをキープできないといけないし、2列目やサイドを使わないといけない。フィニッシュも上手くないといけない」と、前線1トップで起用される選手に求められる条件を挙げた上で、「(条件に当てはまるのは)大迫選手以外にまだ見当たらない」と私見を述べている。