サッカー日本代表「森保ジャパン」は、AFCアジアカップでベスト8という結果に終わった。地上波放送（テレビ朝日系）のあったイラク戦とイラン戦でいずれも敗れただけに、代表人気・サッカー人気低下が心配される中、ネット上ではMF三笘薫（ブライトン）、MF遠藤航（リバプール）と大谷翔平投手（ドジャーズ）の比較を巡って議論が白熱している。
2022年開催のカタールW杯でドイツ、スペイン相手に金星を挙げたほか、アジアカップ開幕前まで国際Aマッチ9連勝と勢いに乗っていた日本代表。アジアカップ優勝への機運が高まっていたが、同大会では全5試合で失点。2月3日の準々決勝では、イラン相手に地力の差を見せつけられて、1-2で敗れた。
また今大会は、インターネット動画配信サービス『DAZN』が一部試合を独占配信。地上波放送の減少が代表人気に与える影響を危惧する声が挙がっていたほか、3年連続となるDAZN月額料金値上げに対する批判も相次いでいる。
そんな中、X（旧ツイッター）ではアジアカップ日本代表の三笘、遠藤と野球界のスター選手である大谷のインスタグラムアカウントフォロワー数を比較する声が。三笘が144万、遠藤が95万であるのに対して、大谷が700万以上であるだけに、とあるSNSユーザーは「サッカー人気低下えぐい」とサッカー界を揶揄。同様の投稿を定期的に行っている。
この野球、サッカー選手の比較には「これが日本サッカーの現状」「まあその通り」「日本のトップスポーツ選手で揃えるとそうなるよな」と納得の声が挙がっている一方で、「大谷は野球界のトップだから、比較対象はロナウドやメッシなのでは？」「ネイマールはフォロワー数2.1億だけど…」「世界で最もフォロワー数の多い選手はクリスティアーノ・ロナウド」と比較対象への苦言が殺到。
「今の子供たちは大体サッカーしている」「野球界のGOATが日本人であるという事実を誇るべき」と野球・サッカーそれぞれを支持するファン・サポーターもいるほか、「野球とサッカーを比べるのか分からない」「野球とサッカーはそれぞれ違った良さがある」「なぜ執拗に違うスポーツを比べたがるん？」と“野球・サッカー比較論”に対する不満も湧き起こっている。
なお大谷や山本由伸投手擁するドジャーズは、韓国で迎える2024シーズンMLB開幕シリーズで、松井裕樹投手やダルビッシュ有投手擁するパドレスと対戦。日本人選手の出場が予想されるだけに、NHKやテレビ朝日系での生中継が決まっている。
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