浦和レッズ、日本代表OBの槙野智章氏が、31日に行われるAFCアジアカップ決勝トーナメント1回戦・バーレーン戦のスタメンを予想。左サイドバックにDF菅原由勢(AZ)ではなくDF毎熊晟矢(セレッソ大阪)を抜てきした理由を、FW伊東純也(スタッド・ランス)との関係に触れながら説明している。
菅原は所属先のAZで右サイドバックのレギュラーとして活躍しているが、アジアカップの舞台では守備面で不安定なパフォーマンスを露呈。ベトナム戦では前半に自身のファウルからフリーキックを与えると、このフリーキックから失点。イラク戦ではMFアリ・ジャースィムとのマッチアップで後手に回るシーンが多く、何度もピンチを招いたほか、先制点を許したシーンは日本の右サイドが起点となっていた。
それだけに森保一監督は24日開催のインドネシア戦で、左サイドバックに毎熊を抜てき。その毎熊はMF堂安律(SCフライブルク)やMF久保建英(レアル・ソシエダ)との連係プレーや、タイミングを計った上でのスペースへの飛び出しなど、積極的な攻撃参加でアピール。田中マルクス闘莉王氏をはじめ、日本代表OBから高評価を得ている。
サイドバックの起用法を巡る論争が白熱する中、槙野氏は28日放送の『ABEMAスポーツタイム』に出演すると、バーレーン戦のスタメンを予想。「両サイドバックに攻撃的な選手を並べた」と狙いを説明した上で、「毎熊の内側をとる動きに対して、(伊東がサイドに張って、久保建英がより敵陣に近いポジションをとるなど)うまくローテーションができる」と、MF久保建英(レアル・ソシエダ)らとの連係プレーに期待している。
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槙野氏のバーレーン戦スタメン予想
GK
鈴木彩艶
DF
毎熊晟矢、板倉滉、冨安健洋、中山雄太
MF
遠藤航、守田英正
伊東純也、久保建英、中村敬斗
FW
上田綺世
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