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田中碧アジア杯代表落選の裏側。森保監督の言葉にガックリ「移籍関係ない」の声

田中碧 写真:Getty Images

 ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフ所属MF田中碧は、1月1日開催の「TOYO TIRES CUP 2024」タイ戦でも先制ゴールを奪ったものの、AFCアジアカップに臨む日本代表メンバーから落選。今冬移籍の可能性と関連しているのではといった声が上がる中、試合後ロッカールームにおける同選手の振る舞いに注目が集まっている。

 MF守田英正(スポルティングCP)やMF遠藤航(リバプール)とともに中盤の主力選手として活躍している田中。タイ戦では50分にFW中村敬斗(スタッド・ランス)やMF堂安律(SCフライブルク)らとの崩しから豪快にゴールネットを揺らしていた。

 森保一監督は田中をアジアカップ日本代表のメンバーから外した理由について、「詳しくは話せないが、置かれている状況が色々とあって、招集できない選手もいる」と語るにとどめている。そのためMF鎌田大地(ラツィオ)やFW古橋亨梧(セルティック)もメンバー外となっただけに、日本国内では今冬移籍との見方が広まっているが、『ビルト』や『エクスプレス』など複数のドイツメディアは、今年1月のデュッセルドルフ残留が濃厚だと報じている。

 そんな中、日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネルでは、3日に「Team Cam vol.02|タイ代表戦の舞台裏」と題した動画が公開。試合後のロッカールームでは、森保監督が言葉を発している際にガックリと肩を落としてうなだれる田中の姿が捉えられている。

 このシーンは、静止画などによりX(旧ツイッター)で瞬く間に拡散。「色々な憶測が飛び交いそうなシーンだな」「これはさすがに鬱すぎ」「田中はシンプルに落選だな」「移籍は関係なさそう」といった声が上がっている。

 カタールW杯スペイン戦や昨年9月の国際親善試合ドイツ戦など、大一番でゴールを決めてきた田中。今回のアジアカップ招集外が今後の日本代表活動にどのような影響を与えるのか心配される。