バルセロナのスポーツディレクターを務めるデコ氏が、レンタルで加入している選手の残留を希望した。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。
財政難で大金を投じることができないバルセロナは今夏にアスレティック・ビルバオと契約満了を迎えたスペイン代表DFイニゴ・マルティネスを獲得したほか、アトレティコ・マドリードからポルトガル代表FWジョアン・フェリックス、マンチェスター・シティからポルトガル代表DFジョアン・カンセロをレンタルで獲得した。
そのなかで、今年8月にバルセロナのスポーツディレクターに就任したデコ氏は両選手の買い取りの可能性について「まだ11月で早い。だが、もちろん我々はそのことについて考えている。シーズンがどうなるかを見ている」と時期尚早だとしながらも、「来シーズンも彼らが必要であることは間違いない。なぜなら、彼らはチームにとって有効だからだ」と残留を望んだ。
また、デコ氏はカンセロについて「右サイドバックでプレーしているが、左サイドバックとしても、ウイングとしてもプレーできる。彼の基本ポジションはサイドバックであることを尊重しつつ、それが彼のできること」と賛辞を送り、フェリックスに関しては「自分のポジションでプレーしているし、中に入ってコンビネーションを作るプレーメーカーだ」と語った。
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