日本代表・海外組 海外日本人選手

三笘薫、W杯の教訓語る「一発勝負だと…」EL参戦ブライトンに経験還元も

三笘薫 写真:Getty Images

 プレミアリーグ(イングランド1部)ブライトン所属MF三笘薫は昨年、日本代表の一員としてFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)の舞台でプレー。2023/24シーズンにUEFAヨーロッパリーグ(EL)での戦いを控える中、カタールW杯での一発勝負で味わった経験について語っている。

 同選手はブライトンの主力選手として活躍すると、昨年のカタールW杯スペイン戦では“1mmの折り返し”からMF田中碧の決勝ゴールをアシスト。日本代表のベスト16入りの貢献した一方、決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦ではPKを失敗している。

 英紙『アーガス』の報道によると、三笘は「リーグ戦では試せることが、一発勝負のカップ戦だと試せないですし、それだけ緊張感が高いですね。負けたら終わり、その恐怖と喜びがサッカーそのものなんです。その場にいることでしか味わえない緊張感がありますね」と、カタールW杯で学んだ教訓を語ったとのこと。

 同紙は「ブライトンは2023/24シーズン、欧州での戦いに挑戦する。ノックアウトステージ進出を目指しているが、ビッグマッチの経験が貴重となる」とし、カタールW杯における三笘の経験が活きる可能性を指摘した。

 ブライトンは三笘の活躍もあり、2022/23シーズンのプレミアリーグを6位で終了。クラブ史上初となるEL出場権を獲得している。