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岐阜退団フレイレが母国クラブへ移籍!清水・湘南・長崎にも在籍

フレイレ 写真:Getty Images

 かつて清水エスパルスや湘南ベルマーレ、V・ファーレン長崎でプレーしていたブラジル人DFフレイレ(33)は、2022シーズン限りで明治安田生命J3リーグ・FC岐阜を契約満了により退団。しばらく無所属状態となっていたが、今月15日になってブラジル国内クラブへの加入が正式決定した。

 同選手は2010年にブラジル国内クラブからポルトガル1部ヴィトーリア・ギマランイスへ移籍すると、昨年まで10年以上にわたり海外でプレー。ポルトガルやカザフスタン、キプロス国内のクラブをへて、2017年6月にポルトガル1部シャヴェスから清水エスパルスへ完全移籍していた。

 そして清水エスパルスで約1年半にわたりプレーすると、その後は湘南ベルマーレとV・ファーレン長崎に在籍。2021年12月にV・ファーレン長崎からFC岐阜へ完全移籍したものの、2022シーズンはJ3リーグで13試合の先発出場にとどまったほか、9月14日の藤枝MYFC戦を最後に出番がなかった。

 そんなフレイレは、今月15日にグレミオ・デスポルチーヴォ・プルデンテへ加入。グレミオ・プルデンテはカンピオナート・パウリスタ・セリエA3(サンパウロ州選手権の3部リーグ)の舞台で2023シーズンを迎え、今月21日に今季開幕戦を控えている。

 なおフレイレはFC岐阜退団発表の際に「FC岐阜のユニフォームを着て、このチームでプレーする事ができ、とても感謝しています。私だけではなく家族にとっても岐阜はこれまで住んできた場所で最も好きな場所のひとつでした。グラウンド内外でも日頃から私たち家族を受け入れてくれて幸せでした」

 「今年は非常にタフなシーズンで私たちの目標は残念ながら達成することができませんでしたが、多くのことをそこから学ぶことができました。ここ岐阜でプレーできたことを誇りに思います。みなさんに心から感謝を伝えたいです」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残していた。