Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島・小泉社長がJリーグ観戦推奨「いずれ日本で…」W杯終了で関心低下も

小泉文明社長 写真:Getty Images

 FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)決勝戦が19日に行われ、FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)擁するアルゼンチン代表がFWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)擁するフランス代表に勝利。36年ぶりとなるW杯優勝を成し遂げた。試合後、明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズの小泉文明代表取締役社長が再びJリーグや代表戦などの現地観戦を呼びかけた。

 アルゼンチン代表は前半にメッシのPK弾を含む2得点でリードも、80分と81分にFWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)にゴールネットを揺らされる。そして延長戦ではメッシが再びゴールを奪ったものの、延長戦終了間際にムバッペがPKから再び同点ゴールを奪取。劇的な試合展開で120分を終えると、PK戦でアルゼンチン代表が4-2と勝利した。

 すると小泉文明氏は試合終了直後に「アルゼンチン、36年ぶりの優勝おめでとうございます!メッシが伝説になりましたね!」と投稿し、アルゼンチン代表を祝福。「クラブ経営者としては、ピッチ内に限らず、いずれ日本でもこういう光景が見られるように、日常のJリーグ、サッカーをもっと盛り上げていけるように頑張ります!」と今後の意気込みも語っている。

 つづけて「試合が終わってもずっと興奮してる!予選のアルゼンチン戦、メッシ見れて本当よかった!」と自身の心境を明かすと「twitterずっと眺めてて、ワールドカップで初めてちゃんとサッカー見た人も興奮してる投稿をしてて、サッカーの素晴らしさを知ってもらって嬉しいし、是非スタジアムに来てもらいたいなぁ〜」とツイート。日本国内でもワールドカップへの関心度が高い中、現地観戦を推奨している。

 なお小泉文明氏は今月6日、森保一監督率いる日本代表がクロアチア戦で敗れた後にも「代表選手が育った、そして、次の代表選手が生まれるJリーグも見に来てください。一試合一試合真剣勝負してる選手の躍動を見て感じてもらいたいです」と投稿。日本におけるサッカー文化の定着にむけて、Jリーグ観戦の面白さを訴えていた。

 昨年の東京五輪男子サッカー競技・準決勝でU24日本代表がスペイン代表に敗れた後も「みなさんJリーグを観に来てください!選手が昨日のように本気で最後まで戦ってますし、将来の日本を背負って立つ原石が沢山います!みなさんの応援が日本のサッカーの未来を作っていきます!」と呼びかけていた小泉文明氏。国際大会で世間が盛り上がるたびに、Jリーグの認知度向上や日本国民によるサッカーへの関心維持に努めている。