森保一監督率いる日本代表は、FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)のドイツ戦やスペイン戦で金星。アルゼンチン代表を撃破したサウジアラビアに倣って、祝日の設定を求める声が岸田文雄内閣総理大臣のもとに数多く寄せられている。この祝日設定要望を巡って賛否両論が飛び交う中、日本代表GK権田修一(清水エスパルス)の発言が議論の対象となっている。
祝日設定要望の発端は、サウジアラビア代表が先月22日のアルゼンチン戦で2-1と勝利したことだった。サウジアラビアではアルゼンチン戦金星をうけて23日に国民の祝日が急きょ設定。国内の遊戯施設や商業施設で入場料無料になるなど、アルゼンチン戦勝利を祝うキャンペーンが実施されていた。
すると日本代表も23日のドイツ戦で2-1と逆転勝利。試合後には岸田首相のSNS投稿に祝日を求めるリプライが殺到。今月2日のスペイン戦後にも同様の現象が見られたが、「サッカーごときで祝日設定はない」、「休みたい人が休めばいい」と祝日設定待望論に対する反発の声も沸き起こっていた。
その中、権田修一はクロアチア戦前日練習後のメディアインタビューで「祝日になったらいいですけど、なりませんね」とジョークを飛ばしたとのこと。
この発言にうけてツイッター上では「賛同します!」、「クロアチア戦勝って歴史塗り替えましょう!」といった好意的なコメントが寄せられる一方で「ベスト8進出で祝日、、恥ずかしい」、「何ですぐ休みにしろと言うのか理解できない」、「外野が言うならまだしも…」、「サウジは絶対王政。少しは勉強したら」といった批判が殺到している。
また岸田首相に対して「岸田はどうせ増税だろ」、「W杯優勝したら祝日設定を」、「岸田は国民の声聞かないといけない」といった声が上がっているほか、「選手の冗談を大々的に書くの嫌い」、「選手は国際化しているのに、メディアのレベルは低い」とメディア批判も過熱している。
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