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川崎ダミアンが欧州移籍熱望?代理人が注目発言「理想的な環境が…」

レアンドロ・ダミアン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)は、欧州移籍を望んでいるかもしれない。24日、イタリアメディア『カルチョウェブ』が伝えている。

 ダミアンは以前からブラジル1部SCインテルナシオナルへの復帰が噂されており、ブラジル国内の複数メディアは同選手と川崎フロンターレの契約期間が2022シーズン終了後までと報道。今夏以降にフリーでの獲得に向けた交渉が可能になると伝えていた。

 しかしブラジルメディア『Revista Colorada』は今月21日、同選手の代理人の話として「ダミアンは、現時点で日本のサッカー界を離れてブラジルに戻ることはない。(川崎フロンターレとの契約内容について)間違った情報が流れている。川崎フロンターレの契約は2023年末まで有効だ」と報じていた。

 その中、代理人は『カルチョウェブ』のインタビューに対応。「ダミアンは一人で仕事をし、スペースを埋め、ゴールを決める、完全なストライカーだ」と同選手を称えた上で「100%の力を発揮するためには、理想的な環境が必要だ。我々は適切なオファーを待っている」と川崎フロンターレ退団をほのめかしている。

 その上で「(レアル・ベティスで成功を収められなかったことに対する)リベンジをする、ダミアンの価値を証明するという点で、欧州移籍は魅力的だ。彼はあらゆるトップリーグでプレーすることが可能と私は考えている。彼の特徴を踏まえると、スペイン、フランス、イタリアがより嵌るかもしれない」と欧州移籍の可能性を示唆した。

 なお、ダミアンは2016年1月にブラジル1部サントスから、ラ・リーガ(スペイン1部)のレアル・ベティスへレンタル移籍。しかしリーグ戦で16試合中わずか3試合の出場に終わり、2015/16シーズン終了後に退団していた。過去に欧州で成功を収められなかった同選手に、欧州移籍のチャンスが訪れることはあるのだろうか。