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横浜FM・川崎・京都が関心も…28歳ブラジル人MFの去就に変化が

ヴィチーニョ 写真:Getty Images

 横浜F・マリノスをはじめ明治安田生命J1リーグ所属複数クラブからの関心が伝えられていたブラジル人MFヴィチーニョ(28)は、ブラジル1部のCRフラメンゴ残留に向かっているようだ。1日、ブラジルメディア『Coluna do Fla』が伝えている。

 身長180cmで右利きのヴィチーニョは、ボタフォゴFRやSCインテルナシオナル、ロシア1部のCSKAモスクワでプレー。2018年7月にCSKAモスクワからCRフラメンゴへ完全移籍している。そのCRフラメンゴでは先発での出番が限られる中、2019シーズンから2年つづけて国内リーグのタイトルを獲得。2019年12月にはFIFAクラブワールドカップ決勝・リバプール戦でプレーしている。

 同選手の去就については、ブラジルメディア『Torcedores』が今年4月に「ヴィチーニョはクラブと今年12月まで契約を結んでいるが、両者は契約延長で合意に達していない。すでに海外移籍の憶測が駆け巡っており、クラブ幹部はオファーに耳を傾け始めている」と報道。

 移籍先候補には川崎フロンターレや横浜F・マリノス、京都サンガを挙げていたほか、サウジアラビア、カタール、UAEのクラブからの関心も伝えていた。

 そんなヴィチーニョは3月末に右太ももを負傷。今季の国内リーグ戦で開幕から7試合つづけて欠場していたものの、先月29日のフルミネンセ戦で復帰している。『Coluna do Fla』は同選手はパウロ・ソウザ監督から評価を得ており、クラブ幹部も選手サイドとの交渉を進めていると報道。一部では近日中にも契約延長で合意に達するとみられているようだ。

 CSKAモスクワ時代にはUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージでマンチェスター・ユナイテッドやベンフィカとの対戦経験を持つヴィチーニョ。ブラジル国内で海外移籍の噂が飛び交っていたものの、残留を決断したかもしれない。