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元柏レイソル・オルンガが今夏移籍へ!トルコ強豪クラブと基本合意報道

マイケル・オルンガ 写真:Getty Images

 ケニア代表FWマイケル・オルンガ(27)はかつて柏レイソルで活躍していた。そんなオルンガはカタール1部のアル・ドゥハイルからトルコ国内の強豪クラブへ移籍することがほぼ確実になったようだ。14日、トルコメディア『Fotomac』が報じている。

 同選手は2020年12月に柏レイソルからアル・ドゥハイルへ完全移籍。移籍金600万ユーロ(約7億8000万円)と伝えられる中、加入1年目からリーグ戦9試合の出場で6ゴールを挙げるなど本来のパフォーマンスを発揮。今季もリーグ戦で22ゴールをあげて得点王のタイトルを獲得すると、カタール・アミールカップ(カタール国内カップ戦)の優勝にも大きく貢献していた。

 そんなオルンガの去就を巡っては、今年2月にスュペル・リグ(トルコ1部)のフェネルバフチェやリーグアン(フランス1部)の複数クラブからの関心が伝えられていた。また、フランスメディア『Jeunesfooteux』はアル・ドゥハイルとオルンガの契約期間は2023年6月までであるほか、選手本人は今夏欧州復帰を望んでいることも報じていた。

 その中、スュペル・リグのベシクタシュがオルンガの獲得調査を行っていると今月はじめにトルコメディア『Fotospor』が報道。ベシクタシュはチェルシーから1年レンタルにより加入していたベルギー代表FWミシー・バチュアイ(28)の退団が既定路線と伝えられていた。

 すると『Fotomac』は14日になって「ベシクタシュがマイケル・オルンガの移籍を完了」という見出しのもと、「ストライカーを探していたベシクタシュはアル・ドゥハイルでプレーしていたオルンガと基本合意に達した」と報道。

 現在RBライプツィヒからレアル・ソシエダへレンタル移籍中のノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロート(26)も獲得候補に挙がったものの、ベシクタシュ幹部は「オルンガはキャリアやフィジカルで成熟期を迎えており、スュペル・リグ挑戦にふさわしい」と判断したという。

 また、イギリスメディア『90min』トルコ版もオルンガがベシクタシュ加入で合意に至ったことにくわえて、同選手の市場価値が700万ユーロ(約9億6000万円)であると伝えている。

 なお、オルンガは2019シーズンにJ2リーグで27得点をマークし、柏レイソルのJ1リーグ復帰に貢献。そして2020シーズンはJ1リーグで32試合に出場して28ゴールと驚異的な決定力を発揮。J1得点王に輝くとともに、JリーグMVPの個人タイトルを獲得していた。