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旗手怜央の途中交代に内田篤人疑問も…英紙は好意的「ポステコグルーにとって…」

旗手怜央 写真:Getty Images

 セルティックに所属する日本代表MF旗手怜央(24)は29日、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選のベトナム戦に先発出場。ハーフタイムでの交代に一部から疑問の声が上がる中、英紙『デイリーレコード』は前向きに報じている。

 昨年11月以来となる代表招集の旗手怜央は、24日開催のオーストラリア戦で出番がなかったが、ベトナム戦では中盤3センターの一角で先発出場。ただ日本代表が19分に先制点を許すと、森保一監督はハーフタイムで旗手怜央を下げてFW伊東純也(29)をピッチに送り出していた。

 この森保一監督の交代策に対しては、サッカーファンから「なぜ…」、「ちょっと不憫…」、「森保監督のセンスの無さを感じる」というコメントがSNSで数多く飛んでいるほか、元日本代表の内田篤人氏も旗手怜央はゲームの犠牲になった」と森保采配に疑問を呈していた。

 その中『デイリーレコード』は同選手について「ハタテは火曜日、ベトナム戦で45分間出場し、日本代表デビューを果たした。彼はカタールに向かう前の最後の試合で、イトウの代役として出場した」と触れると、前半のみのプレーに対しては「試合出場時間が限られていることは、アンジェ・ポステコグルーにとって良い兆候だ」と好意的に解釈。来月3日にレンジャーズとのダービーマッチを控える中、ポステコグルー監督が旗手怜央をより良い状態で起用できるという見解を示した。

 なお、セルティックは代表ウィーク明け以外にも、来月17日にスコティッシュカップ(スコットランドのカップ戦)準決勝で再びレンジャーズと対戦する。2度にわたる宿敵との直接対決を控える中、旗手怜央の活躍が期待される。