Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

元札幌カウィンが母国復帰間近に!父親の葬儀後に代理人明言

カウィン・タンマサッチャーナン(写真左) 写真提供: Gettyimages

 かつて北海道コンサドーレ札幌でプレーしていたタイ代表GKカウィン・タンマサッチャーナン(31)が、母国復帰に迫っているようだ。3日、タイメディア『サイアムスポーツ』が伝えている。

 カウィンは2008年から10シーズン以上にわたりタイ・リーグ1(タイ)のムアントン・ユナイテッドに在籍すると、2018年1月にOHルーヴェンへ完全移籍。しかし、負傷による長期離脱の影響もあり出場機会を失うと、2020年2月に北海道コンサドーレ札幌へレンタル移籍により加入。ただ、北海道コンサドーレ札幌でもYBCルヴァンカップ2試合の出場に終わり、シーズン終了後に退団していた。

 その後、同選手はタイ1部のポートFCからオファーが届いていたものの、これを受け入れることなくOHルーヴェンへ復帰。それでも、2020/21シーズンはリーグ戦1試合の出場にとどまったほか、今季もここまで公式戦全試合でメンバー外となっている。

 そんなカウィンの去就を巡っては、今月3日に執り行われた父親の葬儀後、代理人がメディアインタビューに対応。その際に、同選手のタイ1部復帰間近であることを明言。具体的なクラブ名の言及には避けたものの、周囲ではポートFCであるという見方が広まっている。

 ただ、タイ国内の移籍市場は1月4日に閉鎖を迎える。昨年12月29日に父親を癌で亡くしたカウィンは、その日の夜に行われたスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)決勝1stレグ・インドネシア戦で途中出場を果たしている。移籍市場が閉鎖間近となる中、果たしてカウィンはタイ国内の舞台を移すことができるのだろうか。